干物がおなじみのコマイは、鮮魚は産地以外ではほぼ出回らない!
【おいしさ度】★★★☆☆
コマイは鮮魚で出回ることは少ないが、鮮魚でも柔らかい白身で美味。とくに、12~2月頃が旬とされ、塩焼きや煮付け、フライ、鍋物などで味わえる。お勧めは、釣れたてを三枚に卸して身を凍結し、薄切りにしたルイベ。バターのように舌の上でとろける味わいは、極上だ。
なお、市販品ではカチカチの硬い干物が定番になっているが、自宅で作るときには生干しや一夜干しに仕上げると食べやすい。
【塩焼き】
頭と腹ワタをとって、軽く塩を振って、グリルなどで焼き上げる。旬のコマイは思いのほか脂がのっていて、干物からは想像がつかないほどジューシーで柔らかく、骨ばなれもよく食べやすい。
【唐揚げ】
塩焼き同様、頭と腹ワタを除いて、塩コショウ、片栗粉を振って、カラッと揚げる。外側はサクサク、身はホクホクとして、小型のものなら骨ごと食べられる。好みのスパイスをまぶしたり、酒醤油の下味をつけてもよい。
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