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ヤリイカ【槍烏賊】釣りの仕掛け編

船釣りでも岸釣りでも人気!冬が釣りも食味も旬。

【釣りやすさ】★★★☆☆
【釣り場とシーズン】

ヤリイカの釣り方は、イカヅノ(写真下)を使った船釣りが主流。全国的に分布しているが、遊漁船が出ているのは、主に関東や東海エリアとなる。ハイシーズンは晩秋〜春にかけてだが、地域によっては9月下旬~6月ぐらいまでとロングランで楽しむことができる。


イカ釣り用のプラヅノ。右下のスッテを混ぜてアピール度を高める方法もある

【沖釣り(ブランコ仕掛け)】

プラヅノを使った仕掛けのタイプは、ブランコ仕様と直結仕様に大別される。
ブランコ仕様の場合の枝間は120㎝前後。ヤリイカは底ダナを狙うことが多いため、ハリ数は必要以上に増やしてもあまりメリットはない。慣れないうちは5~6本、増やしても8本程度で十分だろう。また、夜釣りの場合はイカの群れが浮いていることもあって、比較的軽めのオモリを使用する。
ヤリイカに使用するツノは、長さ11㎝のプラヅノが基本。ただし、大型が多いときやスルメイカが交じる場合は14㎝も使用する。
実際の釣りでは、長い仕掛けをトラブルなく扱うことが最優先。短めの仕掛けを使う場合はプラヅノを船べりに置いてから投入することができるが、長い仕掛けでは手前マツリを防ぐために専用の投入器を利用するのがお勧めだ。

沖釣り(直結仕掛け)

幹イトとプラヅノをダイレクトに結んだ直結仕掛けも使われる。メリットとしては、ヤリイカの活性が高いときに多点掛けしやすいこと、手返しが早いこと、サバ対策に有効なこと、などが挙げられる。ただし、ヤリイカは身が軟らかく、深場を狙うこともあって、巻き上げ途中に身切れでバレることが少なくない。イカの活性に応じて、ブランコ仕掛けと使い分けてみたい。

【岸釣り(テーラー仕掛け)

ヤリイカは冬の産卵期になると岸近くまで接岸してくるため、比較的水深の深い堤防や磯場からも釣ることができる。
ヤリイカを岸から狙う場合、もっとも手軽なのはエギングだが、より釣れる確率が高いのはウキ仕掛けを使ったエサ釣りだ。
代表的なのは「テーラー」と呼ばれる専用のイカヅノに、鶏のササミやキビナゴなどをエサとして付けて釣る方法。とくにササミの触感は軟らかく、エギに反応しないヤリイカでもしっかりと抱いてくる。岸からのイカ釣りが盛んな地方の釣具店では、各種のテーラーを市販している。エサのササミはテーラーの大きさに合わせてカットし、テーラーの台に載せてから付属の針金で巻き付けてセットする。
仕掛け自体は、遊動の電気ウキ仕様が基本となる。ウキ下は、状況に応じて、水深3~6mを探るのが目安だ。



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プロフィール

生まれ故郷近くを流れる利根川・手賀沼にはじまり、国内外の海・川・湖・沼・池・・・と、ホソのマブナから南海のジャイアント・トレバリーまでを釣り歩く「さすらいの五目釣り師」。また、生来の手作り好きが高じて、20代はログビルダー、塩作りなどの職も経験。
出版社で雑誌編集に携わった後、独立。それを機に家族とともに房総の漁師町へ移住する。釣りの楽しさ、DIY・田舎暮らし&自給自足、アウトドア、料理、保存食などの世界を紹介するライターおよび編集者。詳しくはこちらへ。




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