さすらいの五目釣り師が送る千葉内房発・釣りのサイト

トゴットメバル【戸毎眼張】釣りの仕掛け編

中深場の船釣り入門に最適のターゲット!

 

【釣りやすさ】★★★☆

【釣り場とシーズン】

トゴットメバルは、外洋の水深50~100m以深の荒い岩礁底などに棲息しているため、基本的には船釣りで狙う。
好ポイントに当たれば鈴なりの爆釣が味わえ、トップシーズンの竿頭は50匹を超すことも珍しくない。周年狙えるが、一般的には1~4月くらいがもっとも釣りやすい時期といえる。

釣り方は、胴付き仕掛けのエサ釣りやサビキ釣りが定番。難しい釣りではないので、中〜深場釣り入門にも最適なターゲットといえる。ウスメバルなど他のオキメバル類と同様と考えて良いだろう。

【沖釣り(胴付き仕掛け)】

オモリの重さは、釣り場の深さや潮の速さで異なる。水深120mで、やや速い潮の平均的な釣り場であれば100~120号。150m以上なら150号を使用する。よって、竿はこの重さを背負えることが必要で、一般的にはアジビシ竿やイカ竿などのなかから、やや胴に乗るタイプを選ぶ。リールは、使用するPEラインを300m巻ける小〜中型電動リールをセット。仕掛けは、5〜8本の胴付き仕様。ビーズなどの装飾のほか、フラッシャーサビキも有効だ。
付けエサは、イカ、サバ、サンマなどの切り身が一般的。このほか、コオナゴ、ドジョウ、ホタテ貝のヒモなどをエサに使う地域もある。
仕掛けを投入したら一気に底まで送り、着底したらすぐにイトフケを取ってアタリを待つ。アタリがなければ、適当な間隔で底を取り直すのがコツだ。荒い根まわりを攻めるので、根掛かりしないよう、こまめに底を取り直すこと。アタリは竿先に明確に出るが、すぐに巻き上げず追い食いを狙おう。

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感想(2件)

【沖釣り(サビキ仕掛け)】

釣り場によっては、コマセを使ったサビキ釣りも行われている。サビキの種類は、サバ皮、ハモ皮、ウィリーなどが一般的。ハリにイカタンやオキアミなどを付ける人もいるが、アカイサキやフグを誘いやすい。仕掛けは船宿によって多少異なってくるので、事前に確認してみたい。テンビンにアジやイサキの仕掛けをセットして、五目狙いをするのもおもしろい。

仕掛けを投入後、イトフケを取ったら軽くコマセを撒きながら3~5mほど誘い上げる。このとき、コマセを一度に出さないように注意すること。水深が深いので、コマセの詰め替えがタイムロスになってしまう。コマセがつねにパラパラと撒かれているようなイメージで丹念に誘いをかけよう。

アタリがあっても、慌てずに2匹3匹と追い食いを待つのがコツ。リーリングは一定の速度で行い、取り込みは1尾ずつ船中へ収める。

 


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プロフィール

生まれ故郷近くを流れる利根川・手賀沼にはじまり、国内外の海・川・湖・沼・池・・・と、ホソのマブナから南海のジャイアント・トレバリーまでを釣り歩く「さすらいの五目釣り師」。また、生来の手作り好きが高じて、20代はログビルダー、塩作りなどの職も経験。
出版社で雑誌編集に携わった後、独立。それを機に家族とともに房総の漁師町へ移住する。釣りの楽しさ、DIY・田舎暮らし&自給自足、アウトドア、料理、保存食などの世界を紹介するライターおよび編集者。詳しくはこちらへ。

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