釣り場&シーズン限定のターゲットだが、釣り味は抜群!
【釣りやすさ】★★★☆☆
【釣り場とシーズン】
北海道の場合、道東方面で8月下旬頃から釣れ始め、太平洋岸から日本海岸へと11月上~中旬までが釣り期となる。大型が揃うのはシーズン前半といわれているが、その年の状況にも左右されるので好機をしっかりと見極めて釣行したい。
なお、サケを正式に河川で釣ることができるのは、北海道や本州の一部の河川で行われている「有効利用調査」による捕獲のみだ。河川ごとに制限内容が違うので、管轄の漁協などで事前に確認しておきたい。なお、海でサケを釣る場合に関しても、河口付近をはじめとして、遊漁規制があるエリアがあるため、これも確認が必要だ。
一例:北海道忠類川 茨城県那珂川・久慈川 石川県手取川 他
晩夏〜秋の北海道では、サケ釣りが大人気。堤防や海岸には多くの釣り人が並ぶ
【ルアー釣り】
河川内でのサケ釣りでは、ルアーで狙うのが人気だ。
ロッドはサケの強烈なファイトに対応できるように、適度にバットパワーのあるタイプを使用する。ただし、ティップは軟らかめのほうが食い込みはいい。
ルアーは8~18gのスプーンや7~10㎝のディープダイバー系のミノーが有効。なお、河川の釣り場ではバーブレス&シングルフックを規定しているので遵守したい。
サケが潜むのは、流芯エリアのボトム。キャストしたルアーを川底ギリギリまで沈め、魚が定位するポイントを通過するようにトレースする。状況によっては魚が浮いていることもあるので、適宜、アタリダナを探ってみたい。アタリがあっても早アワセせずに、竿先に十分な重みが乗ってから大きくアワセを入れて、確実にフッキングさせよう。
【ウキルアー釣り】
海で狙う場合もルアー単体仕掛けで通用するが、よりスローなアクションで誘いたい場合には、専用ウキとセットで使うのがお勧めだ。この仕掛けなら、重いスプーンでも表層をゆっくりと引くことが可能になる。さらに、特殊といえるのが、ルアーのフックにエサを付けること。サンマやカツオの切り身などをハリにチョン掛けにするだけで、ヒット率は格段にアップする。
【フライ釣り】
ロッドはシングル、ダブルともに使えるが、ダブルハンドのほうが疲労度は少ない。リールはドラグ性能に優れた大型タイプをセット。ラインは、海で釣るなら軽めのシンキングを使用する。リーダーは、フロロのレベルラインを使用。
フライは、赤系のゾンカーやウーリーバッガーといった大型ストリーマーが有効だ。スレ掛かりが多いときはフックサイズを小さくするとよい。
【本流釣り】
近年人気なのが、河川における本流釣りのスタイルだ。この場合、竿は強靱なビッグゲーム用を使うのが無難。普通の本流竿だと折れることがある。ラインも大型に狙いを絞るなら3号以上を使いたい。エサは赤く染めたイカやサンマの切り身などが定番だ。付けエサをアピールさせるために、ハリにタコベイトを装着する方法もある。
釣り方は、サケの遡上ルートに付けエサをゆっくりと流してアタリを取っていく。アワセを入れた直後のサケの走りは想像以上に強烈なので、十分に腰を落として竿の弾力をフルに活かしてやりとりしよう。
【投げ釣り】
竿は波打ちぎわでラインが叩かれないように、4.5m前後の長めのものを使用。仕掛けは市販の「アキアジ仕掛け」を使えばよい。自分で作る場合は、円柱形の発泡素材に反射シートを巻き、タコベイトとティンセルを巻いたサーモンフックをセットする。オモリは流されにくい三角オモリを使用。エサはサンマやカツオの切り身、紅イカの短冊などが定番だ。
【沖釣り】
船釣りの場合、大型のサケが複数のハリに食ってくることもあるので、ロッドは強靱なものを使いたい。ただし、竿先は柔らかめのほうがエサの食い込みがよくなる。仕掛けは市販の胴付き5本バリが基本。エサはサンマやカツオの切り身を使用する。
前アタリは竿先がわずかに曲がるだけなので、続いてさらに竿先が大きく曲がった瞬間がアワセのタイミング。サケの口は堅いため、確実にアワセを入れたい。
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