夏の沖釣りは東京湾の風物詩。投げ釣りでも狙える
【釣りやすさ】★★★☆☆
【釣り場とシーズン】
ゴテンアナゴやハナアナゴ、クロアナゴなども釣りの対象魚ではあるが、一般的に専門で狙われるのはマアナゴだ。
釣りのシーズンは初夏〜秋にかけて。夜行性の魚なので、岸からの投げ釣り、沖釣りともに夕方から夜にかけて狙うことが多い。とくに東京湾では、夜のアナゴ釣りは夏の風物詩として根強い人気がある。
アナゴの体表はヌメリに覆われていて非常に滑るので、釣りの際には魚体をつかむためにタオルなどを用意しておこう。
投げ釣りなら、漁港や防波堤などで狙える。近隣の釣具店などで情報を集めよう!
【投げ釣り】
漁港や防波堤からは投げ釣りで狙えるが、底質が砂泥であることが重要。地域によって釣れる時期が違うので、情報を集めてから出かけよう。
竿は投げ竿がベストだが、狙うポイントが近ければ廉価なボートロッドなどでも楽しめる。夜釣りのほうが有利なので、トラブルの少ない仕掛けにするのが大切だ。イト絡みを防ぐために太めのハリスを使い、蛍光パイプでカバーしておこう。さらに、ハリスにケミホタルなどの発光体をつけてアピールするのも方法。
置き竿にするより、適度に誘いを入れたほうがアタリが多くなる。エサはアオイソメを房掛けにするのが基本。
価格:176円 |
【沖釣り】
東京湾では夕刻から出船して夜間に釣る、通称「半夜釣り」が盛ん。ビギナーでも数釣りができるのが魅力だ。
海底をトントンと小突く釣りなので、手バネ竿やシャクリ竿+両軸リールが一般的なタックルだが、シロギス竿などでテンビン仕掛けを軽く投げて、サビいてくる釣り方もある。小突く場合は、オモリが着底したら竿先を上下させてアナゴを誘い、7、8回小突いたら竿をゆっくり上げて、アナゴが乗っていないかどうか確認する。この繰り返しが釣り方の基本だ。
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