このページの記事は、旧・房総爆釣通信に掲載していた釣行記を、再編集したものです。
釣り場、ショップ、船などデータが古いものもそのまま掲載していることをご了承ください。
最新の釣行記は、ブログ「房総爆釣日記」をご覧ください。
初釣りのノベ竿メジナは……、激シブ!
釣行日 | 1月上旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 千葉県 房総・白浜 |
天候 | 晴れ・気温6度・大潮 |
釣果 | メジナ、ウミタナゴ |
釣り方 | ノベ竿4.4m+ナイロン0.8号+玉ウキ+へらスレ5号 |
エサ・ルアー | オキアミSサイズ |
「釣り場」よりも、釣りで重要なこととは……? あけまして、おめでとうございます。今年もバリバリ釣りに行くぞ~!
というわけで、ウチは5日に初釣りに出かけてきました。
場所は、南房総の白浜にある小堤防。
ここは比較的足場がよくて、子供がじっくりとノベ竿メジナを楽しめるポイントなのだ。
しかし、現地に到着してみると猛烈な北風。
湾内の堤防なので波やウネリの心配はないのだが、とにかく寒い。
魚の活性はどうかな?
とりあえず猛ダッシュ(3分ほど)で仕掛けを準備して、息子が今年の第一投。
エサは小粒オキアミ、ウキ下は1mほどだ。
風は猛烈だが、潮の流れヨ~シ、ニゴリ具合ヨ~シ、水位ヨ~シという悪くない状況。
と、いきなりのアタリで小メジナをゲット。続いてウミタナゴ。
これは意外といいかな~、と思ったが、そのあとはまったくの沈黙。
潮の流れは最高なのだが、30分経過してもアタリが出ないので、
水コマセを撒くことに。
しかし、10分、20分経っても状況は変わらず。
場所を移動してみても同様。
やはり、魚の活性は激シブのようだ。
というか、この強風の中ではノベ竿の釣りは辛い。
それまで辛抱していた息子も、ついに「父ちゃん、今日はダメなんじゃないの?」
風もますます強くなってきたので、渋々ながらこの日は退散することにした。
帰りぎわ、さらに息子が一言。
「釣りで大切なことって、場所よりも天気とか風だよね」
至言…
幸先よく、手の平サイズのメジナをゲット。しかし、猛烈な北風にさすがの息子もギブアップ…
今シーズン初の例会は、三島湖のワカサギ
釣行日 | 1月下旬 |
実釣時間 | 5時間 |
場所 | 千葉県 三島湖 |
天候 | 曇り・気温6度 |
釣果 | ワカサギ50匹 |
釣り方 | ワカサギ竿1m+ナイロン0.8号+ハリ2.5号 |
エサ・ルアー | ベニサシ |
活性は激シブで、拾い釣り状態…… 今日は、本年第一回目の例会。決戦の舞台は海……、ではなく山上湖。
ターゲットは「ワカサギ」だ!
本当は好調がウワサされている高滝に行ってもよかったのだが、
一昨年の例会で全員撃沈、という忌まわしき過去があるので、
今回は三島湖へと向かった。
朝の7時過ぎにボート屋に到着すると、「まあまあ釣れてるよ」とのこと。
エサと仕掛けを入手して、いざ出発。
ポイントに到着、さっそく魚探に反応が!
と、いきなりノボル氏が連発!
さらに、シンジさんと五目釣り師も追いかけて一進一退の攻防。
蚊帳の外に置かれたコージーは、早くもビールの栓を抜いていた(爆)。
しかし、アタリはなぜか単発で、ハッキリ言って激シブ状態だ。
途中、ノボル氏が0.3号ハリスで40センチ弱のバスを釣り上げるという快挙を成し遂げたが、
それっきり、反応も無くなってしまった。
ワカサギは群れで回遊しているので、本当はつぎの回遊待ちまでしばらく待っているのが鉄則だ。
しかし、堪え性のないオヤジたちは、その後、湖のあちこちをチェックしてまわる。(釣れないときのパターンですね)
結局、ポツポツとワカサギを拾い釣りして、昼過ぎにタイムアップ。
五目釣り師は、なんとかトップ目だったものの、
う~ん、この結果ではもう一回リベンジだろう!次回は、ラバージグでマダイだ!
曇天・無風の好コンディションだったが、魚の活性はイマイチ。ウチの例会は、ワカサギとは相性が悪いようです……
夜の堤防で、良型アジをルアーで激釣!
釣行日 | 1月下旬 |
実釣時間 | 3時間 |
場所 | 千葉県 南房総市の堤防 |
天候 | 晴れ・気温6度・小潮 |
釣果 | メバル、アジ |
釣り方 | ルアーロッド6フィート+PE0.6号 |
エサ・ルアー | ジグヘッド1g+ワーム(2インチ) |
久しぶりに新規ポイントを開拓! 来週、メバル釣りの取材が入っているので、今日はその下見。
仕事を終えてから、夜の海沿いを車で南下する。
途中、いくつかの実績ポイントに寄ってみだが、
体長10センチに満たないマイクロメバルが、数匹釣れたのみ。
そこで、数日前に尺メバルが釣れたという某港へ向かった。
しかし、スロープ、常夜灯、テトラまわりを探ってみるも、魚の反応はゼロ。
周囲にいたアングラーたちも、「全然釣れません」。
やっぱり、この時期の情報はアテにならないなぁ~。
で、来た道を引き返し、以前、昼間に良型メバルを釣ったポイントへ向かう。
風を背にして、堤防からワームをキャスト。
ゆっくりリトリーブしてくると、コツコツと小さなアタリがある。
しかし、なぜかうまくフッキングしない。
今度は、ワームをちぎって短くしたものでチャレンジ。
コツコツ、コツ……。
そのアタリを無視して、そのままリーリングを続けると、ギューン!
今度はうまく乗った。
ちょっと、いい引きだ。
メバルだったら25センチオーバーかも?
ところが水面に浮上してきたのは、流線型の銀色の魚体。
フッコか?
魚の走りを利用して一気に抜き上げると、それは「アジ」だった。
それも、30センチ級の良型。
同級のセイゴより、断然強烈なファイトを楽しませてくれた。
続けてキャストすると、またしても同様のアタリでヒット。
直線的で、強烈な引き。
抜き上げると、今度のはさらにデカいアジだ。
(家で計測したら38センチだった)
結局、同じポイントで大型アジが連釣。
ちなみに、ヒットルアーはピンテールタイプのスリムワーム。
カラーはピンクが最高で、パールや透明色では食いが悪かった。
メバルは全然ダメだったものの、
久しぶりに新規ポイントを発見した夜だった……。
釣れたのは、どれも瀬付きの金アジ。脂もたっぷり乗って、超美味でした!
またもやアジが爆釣! 40センチ級の巨アジもヒット?
釣行日 | 1月下旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 千葉県 南房総市の堤防 |
天候 | 晴れ・気温6度・小潮 |
釣果 | アジ、ヒラセイゴ |
釣り方 | ルアーロッド6フィート+ナイロン0.8号 |
エサ・ルアー | ジグヘッド1~1.5g+ワーム2インチ |
強風の中、超シャローで巨アジがヒット! 昨日のポイントには、定期的にアジが回遊しているのだろうか?
それをチェックするため、今日も夜から出かけてみた。
現地に到着すると昨日よりも風が強い。空は満天の星だ。
風を避けるために、今回はスロープ側から超浅場(水深30センチ)のポイントを攻めてみることに。
何度かスロープを往復していると、水面で何やらモジっている。
速攻でルアーを回収して、そのスポットにキャスト。
リトリーブを開始した瞬間、何かがヒット!
水面で派手なジャンプ。フッコか?
続いて、直線的な鋭い突っ込み。アジか?
半信半疑でスロープにズリ上げてみると、25センチのアジだ。
やっぱり、ここにはアジが回遊してくる要素があるようだ。
同じ場所でアジを連釣したので、今度は港の奥にある岸壁ぎわを攻めてみる。
その一投目。
いきなり、ルアーを引ったくられるようなヒット。
水面を連続してジャンプする魚。
でも、引きはそれほどでもない。
速攻で寄せて抜き上げると、35センチのヒラセイゴだった。
風が強いため、港内にもこんなヤツが入ってくるのだろう。
……そしてつぎのキャストで、とんでもないヤツがヒットした。
例のごとく、コツコツした前アタリを辛抱強く待ってのフッキング。
最初は、それほどデカイとは思わなかったのだが、
徐々にパワフルなファイトになり、リールのドラグが逆転しはじめる。
このタックルで、ラインを引き出されたのは久しぶりだ。
ラインをPEからナイロンに交換してあるので、「ヒュンヒュン」と糸鳴りがする。
アジなのか?
もしもアジなら、口切れが心配なのでファイト時間を長引かせたくない。
しかし、この強烈なファイトをじっくりと楽しみたい気持ちもある。
時間にすると4、5分ほどだろうか?
何度ものやり取りの末、ようやく浮上してきたのは、やっぱりアジ。
それも超特大だ。
昨日の38センチよりも、はるかにデカいヤツが水面で暴れる。
足場の高さは約1m。
ラインは3ポンドなので、抜き上げはちょっと難しいか?
スロープまで移動してズリ上げたほうが確実じゃないか?
その、一瞬の迷いが敗因だった。
つぎの瞬間、張りつめていたラインテンションが一気に軽くなる。
ライン切れ?
回収してみると、ルアーはちゃんとついている。
口切れによるバラシだ。
くやし~!
その後、しばらく粘ってみるが、ヒットするのは20センチ級のアジばかり。
(まあ、これぐらいのサイズが食べてはおいしいんですが……)
今度は、タモ網持参でリベンジだ!
この日も、アジが絶好調だった。しかし、巨大アジは痛恨のバラシ……
小磯のノベ竿五目で、メバルと海タナゴを快釣!
釣行日 | 1月下旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 千葉県 内房の小磯 |
天候 | 曇り・気温8度・長潮 |
釣果 | ウミタナゴ、メバル、クジメ |
釣り方 | ノベ竿4.4m+ナイロン0.8号+玉ウキ+ヘラスレ5号 |
エサ・ルアー | オキアミS |
やっぱり釣りの極意は、「1場所、2エサ、3仕掛け」なのだ! 今日は、内房線で数十年振りに走るという蒸気機関車D51を家族で見物。
いや~、あの汽笛の音っていうのは、腹の底まで響くんですね~。感動しました!
その帰り道、息子が「父ちゃん、釣り行こう」。
で、近所の小磯へ海タナゴを狙いに。
釣り場に到着すると数人の上物師がいたので、
じゃまにならないように、ワンド内の隅っこのポイントに入る。
というか、ノベ竿五目ではこうした小場所のほうが釣りやすいのだ。
こんな小磯が、ノベ竿五目での絶好のポイントになる。房総半島には、こういった釣り場が点在しているのだ
海は凪、無風の理想的なコンディション。
さっそく、オキアミエサで釣り始めると、いきなり釣れたのはコレ。
20センチほどの、クジメ(アイナメの仲間ですね)だった。
しかし、その後は30分ほどアタリがなく、どうやら魚は激シブの様子。
そこで、少しずつ狙いのポイントをずらして、魚の居場所を探していく。
そして、海藻が大量に繁茂しているワンド最深部で、久しぶりのアタリ。
釣れたのは良型のタナゴだ。
その後は、同サイズの入れ掛かりが始まった。
さっきの場所と数メートルしか違わないのに、全然違う釣れっぷりだ。
「やっぱり、場所って大切だね」。
ついでに、今回もコラーゲンの人工エサを試してみたが、やっぱり全然釣れなかったし、
ハリスを0.8号から0.4号にチェンジしただけで、
視力抜群のメバルまでもが入れ食いになってしまった。
釣りは「1場所、2エサ、3仕掛け」を再認識したノベ竿五目でした……。
メバルは全部リリースサイズでしたが、タナゴはどれも良型。いい引きを楽しませてくれました
つかの間の釣り・パート1【ムラソイの穴釣り】
釣行日 | 2月中旬 |
実釣時間 | 30分 |
場所 | 千葉県 内房のゴロタ |
天候 | 晴れ・気温12度・大潮 |
釣果 | ムラソイ、ギンポ |
釣り方 | ルアー竿1.8m+ナイロン1号+ブラクリ |
エサ・ルアー | オキアミS |
忙中閑を、釣りに見つけたり!? ここ一ヶ月、缶詰め状態が続いてる。
釣りの本を書いているのに、釣りに行けないとはコレ如何に。
で、久しぶりに息子と一緒にウチの下の海岸にあるゴロタ場に行ってきた。
狙いはムラソイとギンポ。
乗っ込みにはちょっと早いかも知れないが、
まあ、気分転換だ。
息子がブラクリ仕掛けで、ゴロタの穴をチェックしていく。
そこに魚がいれば一発で食ってくるが、今日は全然反応ナシ。
先に誰かに釣られちゃったかな?
そこで場所を少し移動してみると、こちらはピンポン!
なかなかの良型ムラソイに、息子も大喜びだ。
ほんの30分ほどで、今夜のおかずをキープ。
帰りぎわ、海岸に流れ着いたワカメを息子がゲット。
さらに、ツル菜やフキノトウも採集。
知らない間に、すでに房総は春になっていたのか~。
どんな忙しくても心を亡ってはいかんなぁと、
久しぶりに潮風に吹かれてしみじみ感じてしまった……。
やっぱり、釣りっていいですね。
息子が釣ったムラソイたちは、夕食の夜のおかずに。プリプリの白身は、なかなかオツでした
つかの間の釣り・パート2【ノベ竿でタナゴ釣り】
釣行日 | 2月下旬 |
実釣時間 | 30分 |
場所 | 千葉県 内房の小磯 |
天候 | 晴れ・気温12度・小潮 |
釣果 | ウミタナゴ、メバル |
釣り方 | ノベ竿4.2m+ナイロン0.8号+シモリウキ |
エサ・ルアー | オキアミS |
房総半島に、春到来! ここのところ、毎日のように強風が吹き荒れている。
とくに週末は風が強いので、釣りに出かけるときは天気情報をチェックしておくのが無難です。
で、今日も忙中閑を探しに近所の小磯へしかし、釣り場に到着すると海は凪いでいたが、猛烈な風が吹いている。
「やめるか~」と息子に聞くと、
「やる~ぅ!
海は凪だったものの、猛烈な風に30分ほどで退散。でも、魚はしっかり釣ってきました。
そこで、自作の木製シモリウキ仕掛けで、風裏の足元を攻めてみることにした。
すると、いきなり釣れたのはコレ。
良型のタナゴだ。
続いて、メバル、タナゴ、タナゴという感じで釣れてくる。
うん~、海の中はもう完全に春なんだなぁ。
軟禁明け一陣は、仲間と一緒にボート釣り
釣行日 | 3月下旬 |
実釣時間 | 4時間 |
場所 | 千葉県 内房の沖 |
天候 | 晴れ・気温12度・中潮 |
釣果 | シロギス |
釣り方 | ルアー竿1.8m+PE0.6号+オモリ10号 |
エサ・ルアー | アオイソメ |
久しぶりのボートシロギスを満喫! 缶詰め状態で一ヶ月振りの更新になってしまった(反省)。
で、軟禁明けに繰り出したのは、内房の沖。
ボートでメバルでも釣ろうという目論みだったが、これが甘かった。
当日は底潮が効かず、アジ狙いの遊漁船も苦戦していた様子。でも、シロギスの魚影はかなり濃かったようです
まずは、明鐘沖の20mラインを流してみるもアタリは皆無。
竿先はピクリともせず、外道すら釣れない状態が続く。
そのまま金谷沖まで流してみても状況は変わらずだ。
はやくもビールを飲み始めるKとW氏。
しかたなく、さらに沖側の砂地をチェックしてみることに。
で、メバル用の胴付き仕掛けを這わせ気味にしてやると、ようやく小さなアタリが出た。
釣れたのは良型のシロギスだ。
速攻でシロギス用に仕掛けを作り替えて海底に下ろすと、またしてもアタリ。
船長の特権で再び同じラインを流すたびに、バタバタとシロギスが釣れ上がる。
ただし、シロギスの活性自体は激シブだった。
微妙なアタリを感じたらすぐにリールのクラッチを切り、
船が流されるままにラインをどんどん送り込んでやらないと、エサをしっかり食ってくれない。
まあ、逆に楽しい釣りでもあったが……。
帰港後、W氏が造ってくれたシロギスの刺身は激ウマでした!
箱根の管理釣り場&芦ノ湖でニジマス釣り
釣行日 | 4月上旬 |
実釣時間 | 4時間 |
場所 | 神奈川県 早川、芦ノ湖 |
天候 | 晴れのち雨・気温23→5度 |
釣果 | ニジマス |
釣り方 | 渓流竿4.5m+ウキ釣り仕掛け、ルアータックル(芦ノ湖) |
エサ・ルアー | ブドウムシ |
たかが管理釣り場、されど管理釣り場!? 家族サービスで、久しぶりに箱根に出掛けてきた。
今回は嫁さんの両親や妹家族も一緒なので、釣りはナシかな?
早川上流の桜並木は満開。陽気もまるで初夏みたいだった……。ところが次の日の芦ノ湖は、冬に逆戻り。ホント、異常気象が続きますね
ところが、早川の上流あたりで、渓流竿を片手に歩いている釣り人を発見!
さらに後方には、大型のニジマスをネットで担いでいる釣り人が……。
どうやら、近くの管理釣り場で大会があったらしい。
さっそく反応したのは、ウチの息子たち。
で、嫁さん家族と次男は、併設されている釣り堀で遊ばせることに。
そして長男は、入漁料を払って管理釣り場へ。
今日が解禁日だったので、たぶん入れ食い状態だろう。
しかし、釣りはそう甘くはない。
大会用に放流されたニジマスたちは、朝方に大半が釣り切られてしまった様子で、
長男の仕掛けにはほとんど反応がなく、たまにアブラッパヤが釣れるのみ。
昼過ぎまでの2時間ほど粘ったが、さすがの長男もギブアップだった。
会場に戻ってみると、次男は釣り堀で30cm級のニジマスを爆釣して、
すでに、塩焼きにしてもらっているとのこと。
それを聞いた長男が、次男から竿を受け取って「こっちで釣る!」。
ところが、信じられないことに、釣り堀にわんさかと見えているニジマスたちは、
長男の仕掛けを完全に見切っている様子。
結局、こちらでもまさかの撃沈を喰らってしまったのだ……。どうした息子よ!
で、気分転換に桜並木の下のベンチで、
焼き立てのニジマスと露店でいい匂いを漂わせていた南部煎餅汁で昼食。
陽気はポカポカで桜も満開。
総勢8人の食事で、皆、満足げ……。
(煎餅汁も意外とおいしかったです)
しかし、長男だけは不完全燃焼の顔をしていたので、
何とか釣らせるべく、管理釣り場での極意を伝授することにした(ちと、大げさ?)。
多くのニジマスは釣られたといっても、どこかに必ず残りマスがいるはず。
その場所とは、ズバリ、誰も釣らないスポットだ(当たり前か)。
午前中に見た限り、ほとんどの釣り人は堰堤の上下から水通しのいい深場を狙っていた。
もちろんそれが正解なのだが、ときにはセオリー外しも有効になる。
で、狙ってみたのは川底が丸見えの護岸のキワ。
当然、そんな場所はだれも狙わないが、一ヶ所だけ水深が深そうなスポットがあったので、
じつは午前中から気になっていたのだ。
その狙いの場所に、仕掛けを投入する。
ちなみに、使っていたのは、極小シモリ玉を使ったウキ釣り仕掛け。
仕掛けがうまく流れの筋に乗ると、付けエサが川底ぎりぎりをトレースする仕組みになっている。
これなら、子供や初心者でも渓流でのナチュラルドリフトを簡単に実現できるというわけだ。
くわしくは、川釣り仕掛け大全を!
ラインはフロロ0.8号の通し。
これも、巨ニジ狙いの管釣り特別仕様だ。
ゆっくりと流れていた仕掛けが、ほんの一瞬止まる。
1,2,3……。
じっくりと食わせてからアワセを入れると、
強烈な糸鳴りとともに渓流竿が満月状態になる。
「でかいぞ!」
一進一退の攻防の末、なんとか息子が寄せてきたのは50cmオーバーの巨ニジだ。
無事にネットインすると、いつのまにやら集っていた大勢のギャラリーたちから拍手喝采。
ちょっと照れ気味の長男であった……。
いや~、管釣り場もバカにできませんね~。
翌日は大涌谷で温泉卵を食べたり、ガラス工房でコップを作ったりと普通に観光を楽しみ、
長男は再び芦ノ湖でニジマス狙い。
しかし、陽気が激変して真冬みたいに寒くなったせいか、魚の反応はナッシング。
でも、沖のボートは結構な頻度で竿を曲げていたので、深場には相当数の魚が潜んでいたのだろう。
「とうちゃん、5月にまた来よう!」
房総半島、乗っ込みブナ探しは……撃沈!
釣行日 | 4月上旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 千葉県 房総の川 |
天候 | 晴れ・気温12度 |
釣果 | |
釣り方 | マブナ竿1.8~3m+シモリ仕掛け |
エサ・ルアー | アカムシ |
春爛漫の房総半島に小ブナの姿は見えず…… 先日、実家に帰った折りに、霞ヶ浦水系の乗っ込みマブナの様子を見に行った。
久しぶりの場所だったが、景色も雰囲気も釣れっぷりも昔のままだった。
ここ内房総でも小櫃川や小糸川などでマブナは釣れるのだが、
乗っ込みブナが楽しめる「ホソ」がどうしても見つからない。
ウチの近所のマブナが釣れた川は、三面護岸で壊滅状態になってしまったし……。
以前、村越正海さんと北浦のホソでマブナを釣ったときも、
失われゆくホソの話題で哀しくなってしまった……。
(神奈川方面も、壊滅状態だそうです)
で、今回は内房の小河川を偵察してみることにした。
カーナビを利用して、ホソらしき流れをしらみつぶしに探してみる。
しかし、行き着くホソの90%以上は、生活排水垂れ流しの「ドブ」だった(哀)。
たまに、よさそうなポイントを発見するも、魚の反応は皆無。
釣具屋に聞いても「鮒?」という反応だし、第一、川で釣りをしている人が皆無なのだ。
ハヤやオイカワは結構泳いでいるので、子供たちが釣りをしていてもよさそうなものなのに。
やっぱり、こっちは海釣り圏なんだなあ~。
それでも、東京近郊ではマブナやタナゴたちの釣り場が復活しているし、
先週の釣り新聞では、一面でマブナ特集を組んでいた。
東京の老舗釣具屋でも、若い人たちがマブナやタナゴ用の和竿や水箱などを購入していくという。
やっぱり、こういった粋な釣りっていうのは廃れないと思うし、絶対に楽しいのだ。
“フナに始まって、フナに終わる”という格言は、けっして過去のものではないと思う。
ここぞというポイントには、一応、竿を入れてみたが、魚からの反応は皆無だった……
房総のダム湖で、ブラックバスと戯れる
釣行日 | 4月上旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 房総のダム湖 |
天候 | 晴れ・気温18度 |
釣果 | ブラックバス激釣! |
釣り方 | ルアー竿1.8m+PE0.6号 |
エサ・ルアー | ジグヘッド1g+ワーム2インチ |
新緑のダム湖で、久しぶりにバス釣りを堪能する 乗っ込みマブナに振られてしまったので、亀山の乗っ込み巨ベラに行こうと思ったのだが、情報によると第一陣は終了してしまったとのこと……。
そこで今日は、近所のダム湖の乗っ込み状態をチェックしてみることに。
ダムサイトは新緑に包まれていた。バーベキューが楽しめそうな場所も発見したので、今度、息子たちも連れてこよう
房総の山々はすっかり新緑で、空気もすがすがしい。
最上流部に行ってみると、ブラックバス狙いの釣り人がちらほら。
しかし、状況を聞くと「全然ダメです」。
徐々に本湖に下りながら乗っこみをチェックしてみるが、産卵らしき気配は皆無だった。
このまま帰るのももったいないので、ちょっとだけバスと遊んでみることにした。
といっても、タックルはいつも車に積んでいるメバル&アジ用のもの。
ルアーもアジ用の軽量ジグヘッド&ワームだ。
でも、時期的にはブラックバスも乗っ込みシーズン。
岸ぎわを攻めるには、これぐらいの仕掛けが使いやすかったりもする。
で、ワームを岸ぎわに泳がせてくると、一投目からヒットしてきた。
ちょっとヤセ気味の30cm
続いて、岸ぎわのちょっとしたバンクをリフト&フォールで攻めて2匹目。
さらに、湖岸で朽ちていた倒木のキワから3匹目。
結構、いいファイトだったが、写真撮影しているうちにバレた!
その後も1時間ほど爆釣が続き、久しぶりにバス釣りを堪能することができた。
息子たちも連れてくればよかったかな?
房総のダム湖で、ブラックバスと戯れる・パート2
釣行日 | 4月上旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 房総のダム湖 |
天候 | 晴れ・気温19度 |
釣果 | ブラックバス激釣! |
釣り方 | ルアー竿1.8m+ナイロン0.8号 |
エサ・ルアー | ジグヘッド1g+ワーム2インチ |
小型ワームを湖岸ギリギリに泳がせて、本命を連釣! 昨日のバス釣りの話を子供たちにしたところ、「行く~!」。
今日は所用で出掛ける予定だったが、バス釣りではいまの季節が最高のチャンス。
午前中のほんの1時間ほど出掛けてみることにした。
タックルやルアーは昨日と同じ。
この湖にはモエビが多い様子で、シュリンプ系の小型ワームにはバスも違和感なく食ってくる。
釣り方は、ルアーを湖岸と平行にキャストして、岸ギリギリを泳がせてくるのが正解。
ダム湖の場合は、足元からストンと落ち込んでいる地形が多く、
その急斜面にバスがついていることが多いためだ。
沖で小魚を追いかけているバスをミノーやシャッドなどで狙う手もあるが、
短期決戦ではちょっと効率が悪くなってしまう。
で、息子が岸ぎわ狙いでルアーを引いてくると、あっという間にヒット!
サイズは30センチそこそこだが、湖面でジャンプするファイトに息子も大喜びだ。
その後も、バラシが多かったもののヒットが続く。
次男も初めてのバスを釣り上げてプチバスゲームを堪能したのだった。
いきなりヒットしてきたのは、30センチ級。沖目のポイントでもオイカワを追い回しているバスが多く見られたが、ルアーにヒットしてきたのはすべて、湖岸ギリギリからだった
***
その帰り道、いつも遊んでいる小磯で、さっきと同じルアーを投げると今度はムラソイが釣れた。
はたして、このルアーだけで何魚種のターゲットが釣れるのだろうか?
磯遊び気分で楽しめる、ギンポ&ムラソイ釣り
釣行日 | 4月中旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 房総のゴロタ場 |
天候 | 晴れ・気温19度・若潮 |
釣果 | ギンポ、ムラソイ |
釣り方 | ルアー竿1.8m+ナイロン2号+ジグヘッド2g |
エサ・ルアー | 小粒オキアミ |
春の海は、B級魚たちも乗っ込み真っ最中なのだ! 房総半島では、クロダイ乗っ込みの最盛期である。
そろそろ行ってみるかな~と思っていたら、
釣り雑誌で連載中の編集担当から、「次号は、ギンポとベラでいきましょう」(爆)。
で、五目釣り師が出掛けたのは、近所のゴロタ場。
水深は30センチもあればOKなので、
1mほどの竹の棒に糸を結び、ハリとガン玉(ジグヘッドでもOK)をセットしただけの仕掛けでも釣ることができる。
昨年、クリームシチューの上田さんが来たときも、同様の仕掛けを使った。
これからの季節は、磯遊びをしながら釣るのも楽しそうだ。
で、学校から帰ってきたギンポ釣り名人(長男)に「一緒に釣り行こ」。
すでにギンポも乗っ込みシーズンに入っているはずなので、すぐに釣れるだろう。
ところが10分たっても、30分たっても息子の竿には全然アタリがない。
いつもなら、すでに5匹ほど釣り上げているはずなのだが……。
今回は必要上しかたがないので、ある秘密の釣り方を息子に伝授することにした。
すると、つぎの瞬間から怒濤の入れ食いが始まる。
30センチ級の巨ギンポも釣り上げて満足げな息子。
同じ方法で、ポイントを変えて狙うと今度は大型のムラソイが入れ食い状態に。
こんな釣りでも、やっぱり奥は深いのだ……。
そのヒントは、こちらの「はじめての釣り超入門」へ。
ギンポは見た目がドジョウを平べったくしたようなニョロリ系なので、たぶん好き嫌いが分かれるターゲットと思う。
でも、その白身は筋肉質で適度に脂も乗っていて、テンプラにしてみるとアナゴよりも圧倒的なプリプリ感を楽しめる。
味もはるかに濃厚で、間違いなく美味な魚だ。
江戸前のテンプラダネとして高級食材扱いされているのも、うなずけるのである。
ちなみに、ギンポのさばき方はウナギ同様に、
目打ちをしてから背開きにするのが基本。
このとき、背びれも切り離しておくと食感がよくなります。
GW釣行記【芦ノ湖のニジマス岸釣り編】
釣行日 | 4月下旬 |
実釣時間 | 3時間 |
場所 | 神奈川県 芦ノ湖 |
天候 | 晴れのち雨・気温25度 |
釣果 | ニジマス |
釣り方 | ルアー竿1.8m+ナイロン6ポンド+メバルバリ8号 |
エサ・ルアー | ブドウムシ |
強風の湖で、息子が転倒・ずぶ濡れ 4月後半は原稿書きで全然時間がとれなかったが、
ゴールデンウイークは、何とかまとまった休みを取ることができた。
で、人並みに(?)家族旅行へ出掛けることに(目的の半分は釣りですが……)。
向かった先は、先月の釣行で撃沈した箱根・芦ノ湖。
今回は湖畔にあるバンガローを借りることができたので、
早朝のゴールデンタイムを存分に釣りまくる予定なのだ。
大渋滞の箱根新道を経て、午後2時過ぎに湖畔に到着。
とりあえず、元箱根から湖尻へと車を走らせながら要所のポイントをチェックしてみたが、
魚の気配は感じられない。
風もかなり強く、ボートの釣り人たちも辛そうだ。
こちらも一応、バッテリーとエレキ、魚探などを持参してきてはいるが、
ボート釣りはちょっと厳しそうだなあ。
初日の芦ノ湖は晴天に恵まれたものの、魚の気配はナッシング……
しかたなく、その日はサイクリングや散策などを楽しみつつ、
夕まづめに、湖尻の定番ポイントであるキャンプ場前でルアーを投げてみることにした。
といっても、風の中でのキャストは息子にはちょっと厳しい。
おまけに、ウエーダーを履いてはいるものの、波しぶきが全身を叩き付ける状態。
ついには、風にあおられて息子が転倒!
ずぶ濡れ状態になった息子が、「とうちゃん、釣りは明日にしよう」。
その夜は、息子たちが作ってくれたカレーライスをいただいて、早めに床についたのだった。
ルアーでのアタリは皆無。その後、エサ釣りで快釣! 翌朝、5時に湖畔の状況を見に行くと、
気温がぐっと下がっていたせいか、湖面は霧に包まれている。
風もやんで、状況は悪くなさそうだ。
と、静寂を破るように、目の前で魚がライズ!
50センチはありそうなブラウンだ。
湖岸には、トラウトたちのエサになっているワカサギも見られる。
「今日はチャンスかも?」
とりあえず、湖岸近くを回遊していると思われるブラウン狙いで、
バルサミノーやスプーンをキャストしていく。
その間にも、あちこちで魚がライズして、どんどん期待は高まっていく。
しかし、一時間が経過してもルアーにはアタリがない。
「おかしいな?」
二時間後にはライズもなくなり、湖は再び静寂に戻ってしまった……。
一度、バンガローに戻って朝食をとりながら次の作戦を考える。
ボートでトローリングという手段もあったが、
湖尻のボート屋でブドウムシを売っていたので、
急遽、エサ釣りを試してみることにした。
竿とミチイトは、ルアー用をそのまま流用。
仕掛けは、磯釣り用の円錐ウキを使ったウキ釣り仕様。
ハリスは、フロロの0.8号を1mほど、
ハリは、ライジャケのポケットに入っていたメバルバリの8号だ。
再び、キャンプ場前の浜に戻り、買ってきたブドウムシの箱を開けてみる。
「ゲゲッ!」
何と、大半のブドウムシが黒く腐っている。
よっぽど取り換えにいこうかと思ったが、再び湖面には単発的にライズが始まっている。
まずは一匹目を釣ることを優先して、
多少なりとも使えそうなブドウムシをハリ掛けして、目の前に軽くキャストしてみた。
すると、ルアーでは全然アタリがなかったのがウソのように、
いきなりウキが勢いよく消し込まれる。
翌日は一転して寒々した天候になってしまったが、魚たちは高活性。息子も、先月のリベンジを果たしたのだった……
息子が勢い余って大アワセを入れると、ウキの横でレインボーがジャンプ!
30センチほどだろうか?
芦ノ湖での初物を釣り上げて、ようやく息子の笑顔が飛び出した。放流モノとはいえ、やっぱり風光明媚な自然湖で釣れると気分がいいのだろう。
その後も、コンスタントにニジマスのファイトを楽しんだのだが、
無情にも空からポツポツと雨が落ち始め、そのうち激降りになってしまった。
まっ、息子も満足した様子なので、今回はこれぐらいで勘弁してやろう(笑)。
GW釣行記【潮干狩り&巨大ギンポ編】
釣行日 | 5月上旬 |
実釣時間 | 30分 |
場所 | 千葉県 富津岬 |
天候晴れ・気温16度 | 晴れ・気温19度・大潮 |
釣果 | アサリ、ギンポ |
釣り方 | 拾った竹の棒1m+フロロ1号+ムツバリ |
エサ・ルアー | ヤドカリ |
潮干狩り場には1万人の行楽客! 連休後半の初日は、親戚に誘われて潮干狩りに出掛けてきた。
当然、道路も駐車場も潮干狩り場も大混雑。
一日に一万人以上がアサリを掘りに来るという……。
う~ん、やっぱりニッポン人のDNAには、
縄文以前からの貝採取の記憶が刻み込まれているのかな。
で、その帰り道。
とあるゴロタに立ち寄ってみる。
あまりオープンにはできないが、ここには天然のアサリが棲息しているのだ。
今期も、しっかりとアサリが成長していることを確認した後、
ちょっとだけギンポを狙ってみることにした。
竿は、例のごとく海岸に転がっていた竹の棒。
その先にハリスとハリを結んで、
これまたゴロタに転がっているヤドカリをエサにして、ゴロタの穴に投入。
あっという間に釣れたのはコレ。
30センチオーバーの巨大ギンポだった。
潮干狩りのノウハウやゴロタでの釣り方は、こちらで紹介しています。
GW釣行記【オヤジたちのバス釣り大会編】
釣行日 | 5月上旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 千葉県 近所のダム湖 |
天候 | 晴れ・気温18度・中潮 |
釣果 | ブラックバス |
釣り方 | ルアー竿1.8m+ナイロン6ポンド |
エサ・ルアー | 各種 |
小バス相手には、メバル用ルアーが最適? 今日は、釣りクラブの例会。
予定ではボートで沖釣りだったのだが、例のごとく(?)強風が吹いて予定変更。
海釣り場の混雑を避けて、房総の山中にあるダム湖へバス釣りに向かったのだった。
しかし、こちらにも釣り人は多く、
岸釣りができるポイントには、若きバサーたちが陣取っている。
我々、オヤジ集団は遠慮がちにポイントに散り、大会スタート。
といっても、メンバーの大半は海釣りが専門なので、バス釣りは少々苦手。
というか、ビールを飲みながらの遊び釣りなので、
五目釣り師が8匹ゲットで優勝。
バス釣り体験者の小島が1匹で2位。
残りは全員撃沈でした……。
みんな、もっとまじめに釣りましょう(爆)。
釣れたのは、30センチ弱の小バスばかり。当然、今回もメバル用の極小ジグヘッドと2インチワームが大活躍した。これなら根掛かりしてもハリが伸びて回収できるので、ビギナーでも大胆にストラクチャーを狙うことができるのだ
ちなみに、釣り人が多くてプレッシャーの高いときは、こんなブッシュ狙いが威力を発揮する
GW釣行記【激雨の中でのアオリイカ編】
釣行日 | 5月上旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 内房の小磯 |
天候 | 大雨・気温18度・中潮 |
釣果 | 撃沈! |
釣り方 | ルアー竿1.8m+PE0.6号+フロロ3号1m |
エサ・ルアー | エギ3~4号(ピンク・オレンジ) |
今年のアオリはどうなった!? 例年だと、GWに入る前には部屋の中の暖房設備を片づけているのだが、
今年はいまだに朝夕が冷えることもあって、時々コタツを使ったりしている。
暖かい日は暑いぐらいなのに、次の日には一気に冷え込む……。
海の中でもこんな不順な状態が続いているのだろうか?
例年ならとっくに釣れているはずのアオリイカを、今期はいまだに釣っていない。
と、昨日のバス釣りで撃沈したカズ氏からTEL。
「ウチの近くの海で、2キロオーバーのアオリが釣れてるよ!」
「何~!」
ただちに、家でゴロゴロしていたメンバーたちを招集。
大雨の中、カッパを着込んでアオリイカ狙いに出撃したのだ。
ポイントにつくと連休最後の日ながらも、
この激雨のせいか釣り人の姿は皆無(当たり前か?)。
さっそくエギをキャストすると、若干だが払い出しの流れがある。
そこそこベイトも確認できる。
これは釣れるかも……。
…………そして2時間後。
結局、誰の竿にもアオリはヒットすることはなかった……。
今年の内房のアオリは、どこへいった?
(ちなみに、南房や外房の堤防ではコンスタントに釣れているそうです)
昨日のリベンジとばかりに大雨の中に繰り出したが、全員が撃沈の憂き目に。この後、本部のある丸太小屋で、ビールを飲みながら、次回のリベンジを画策する懲りないオヤジたちなのであった……
南房総ルアー釣りは……、撃沈!
釣行日 | 5月下旬 |
実釣時間 | 3時間 |
場所 | 千葉県 南房総 |
天候 | 晴れ・気温23度・中潮 |
釣果 | 小サバ多数 |
釣り方 | ルアー竿8フィート+PE0.6号+フロロ3号1m |
エサ・ルアー | ミノー、メタルジグ、エギ |
最後の最後で、豆サバの猛襲 午前中は、今年から始めた田んぼの作業。
稲の生長を間近に見るのは、予想以上にワクワクするのだ!
作業後、釣り会のメンバーであるKと、南房総へアオリ&マゴチ狙いにでかける。
久しぶりの南房にワクワクするものがあったが、
館山から白浜までの実績ポイントをランガンしてみるも、見事に?撃沈!
う~ん、Kとは相性が悪いのか?
でも、ちょっとした穴場的なポイントを発見したので、今度リベンジしてみよう。
で、最後にサバが激釣しているとのウワサの乙浜へ。
さっそく、ふたりでメタルジグをガンガン投げてみると、
追いかけてくるのは、何とこのサイズだった。
写真では確認不能?なほどの豆サバ(汗)。
それでもあれこれと工夫しつつ、しばし小物釣りを堪能する。
でも、そのうち虚しくなって、いそいそと家路に着く二人なのであった……。
久しぶりに南房総を一周してみたが、快適なドライブで終わってしまった……
初公開? ゴロタ場のエビ釣り
釣行日 | 5月下旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 房総のゴロタ場 |
天候 | 晴れ・気温23度・中潮 |
釣果 | エビ、ムラソイ、ギンポ |
釣り方 | 金魚竿3フィート改+ハリス0.4号+秋田狐1号 |
エサ・ルアー | ジャリメ |
淡水の手長エビ釣りに匹敵するおもしろさ! ゴロタ場や小磯をよく観察してみると、あちらこちらにエビが潜んでいることをご存知だろうか?
もちろん、エビとはいっても禁断の伊勢エビではなく、ゴロタの中に潜んでいるスジエビのことだ。
じつは、以前から思っていたのだが、
このエビを釣ることができないものだろうかと……。
さっそく実験とばかりに、息子と一緒に出掛けてみた。
今回は、渓流でカジカを釣るときの竿を用意。
金魚竿の穂先に自動ハリス止めを装着しただけのものだが、
ハリスの長さ調整が簡単にできるのが自慢だ。
まずは、ヤドカリエサでムラソイとギンポを釣って夕飯のおかずをキープ。
とりあえずは、例のごとくムラソイやギンポをゲット。改造した金魚竿は、ハリスの長さ調整や交換がワンタッチでできるので、このゴロタ釣りには最高に使いやすいことが判明した。
そしていよいよ、初挑戦のエビ釣り。
ハリはエビ用がなかったので、秋田狐で代用。
エサはジャリメを5ミリほどの長さにカットしてハリ掛けする。
ゴロタの穴深く、エサを差し込んでいく。
淡水の手長エビ釣りと違うのは、アタリをウキで取るのではなく、
穂先に伝わるわずかなアタリをとること。
ほとんどカカリ釣りの世界だ。
すると、ジワジワとエサを引っ張られる感覚。
そのまま穂先をさらに送り込み、じっくりと食わせてやる。
手長エビの場合は、エビの口にしっかりとハリ掛かりさせて釣るのが基本なのだが、
果たしてスジエビでもうまくいくのだろうか?
半信半疑ながらも、「ツツーン!」という明確なアタリで竿を立てると……、
「ヤッター!」
エビの口元を見ると、しっかりとハリ掛かりしている。
その後も苦戦しながらも、何とかポツポツと釣り上げることができた。
次回は、更なる仕掛けの改良をして再チャレンジだ!
初公開? 渓流竿でシロギス釣り
釣行日 | 5月下旬 |
実釣時間 | 30分 |
場所 | 千葉県 房総の某海岸 |
天候 | 雨・気温21度・小潮 |
釣果 | シロギス |
釣り方 | 渓流竿4.5+ミチイト0.5号+ガン玉3B+袖バリ5号 |
エサ・ルアー | ジャリメ |
「ツバメ」の動きで、爆釣ポイントを発見! 今朝起きると、曇天無風の絶好の釣り日和。
天気予報では雨が降るらしいが、久しぶりにシロギスでも狙ってみるか!
で、子供たちが起き出す前に出掛けてみる。
釣り場に到着すると、当然ながら海はベタ凪。
こんなときは、海面で魚の跳ねがあることが多いので、しばらく海の状況を観察することにした。
沖に浮かんでいるのは、アジかイカ狙いか?
来週の例会は船釣りだから楽しみだなあ……。
と、何気なく海岸線を見ると、
無数のツバメたちが、波打ちぎわで虫らしきものをついばんでいる。
海岸の砂の中には小さな虫がいっぱいて、それが波に洗われてツバメの餌になっているのだろう。
今回の釣り場は、こんな感じの波静かな海岸。渓流竿で釣れる範囲の水深は50センチほどなのだが、ここにシロギスが群れていた
ん、待てよ。
そういえば、この海砂を寄せエサにしてクロダイを釣る地域もあったなぁ。
もしかしたら、この虫を食いにシロギスたちが寄っているかも……。
さっそく、超シンプルな仕掛けでチョイ投げしてみる。
(仕掛けの詳細はこちら)
30mほどのチョイ投げでズル引きしてみると、最後のピックアップ寸前で「プルプル!」
上がってきたのは、やっぱり本命のシロギスだった。
その後も波打ちぎわを中心に攻めてみると、頻繁にアタリがある。
しかし、なぜだかノリが悪く、エサだけを取られる始末。
そこで、それまで使っていた仕掛けをさらに軽量にすることにした。
ハリは流線8号から袖バリ5号へ、オモリもアユ玉1号からガン玉3Bへ。
ついでなので、タックルも渓流竿にチェンジ。
伊豆半島には、ノベ竿でシロギス釣りが楽しめるポイントがあるが、房総では初チャレンジだ。
しかし、シロギスたちは足元に群れているので、ノベ竿でもガンガン釣れる。
今日は久しぶりにシロギスのテンプラ大会だ!
などと思った瞬間、空からポツリ。
その数分後には本格的な土砂降りになってしまったので、釣り終了。
次回は、子供たちと一緒に来てみよう。
祝解禁! アユのエサ釣りで激釣!
釣行日 | 6月上旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 湊川 |
天候 | 晴れ・気温23度 |
釣果 | アユ80匹超! |
釣り方 | 小物竿2.7m+ミチイト0.5号+玉ウキ+鮎バリ1号 |
エサ・ルアー | シラス、カニかまぼこ |
鮎のエサ釣りは、最高に楽しいのだ! 一度でいいから釣ってみたいと思わせる川魚の筆頭は、何と言ってもアユだろう。
気品ある姿、強烈なファイト、極上の食味……。
そのどれをとっても、川魚のなかではダントツの実力と人気である。
しかし、アユ釣りといえば、ウエーダーに身を固めて激流に立ち込み、長さ10メートルはあろうかという長竿でアユと格闘する「友釣り」のイメージが根強く、ビギナーにとっては、極めて敷居が高い釣りになってしまっている。
これにさらに追い討ちをかけているのが、アユ釣り用のタックルは高価であるという事実だ。
ひと通りのタックルをそろえるとなると、十数万円は下らない。
もっと気軽に、もっとリーズナブルにアユ釣りって、楽しめないのだろうか……。
そこで本章では、そんな不満を一気に解消するために、
「アユ釣り=友釣り」という常識を破壊することにする。(「川釣りの極意 」より)
この本を出版した後、いろいろな場所でアユのエサ釣りをやってきて、さらなる楽しさ、おもしろさ、奥深さを発見してしまった……。「続・川釣りの極意」でも書こうかな?
いよいよアユ釣りの解禁。最初は、久慈川か酒匂川に遠征しようとも思ったが、やっぱり『房総爆釣通信』なので近場の川に出掛けてみたら大爆釣だった……
というわけで、今年のアユ釣りの解禁日は、
房総半島のアユ釣りのメッカ・湊川に出けることにした。
釣り方はもちろん、『川釣りの極意』で紹介して、数多くの方々の反響を得てきた「エサ釣り」だ。
使用するエサは、房総では「シラス」がポピュラーだが、
じつは、コンビニで買える「カニカマ」も悪くないエサである。
というか、シラスよりもエサ持ちがよく、釣果も遜色ないし、安価なこともメリットだろう。
また、地域によってはアミエビが特効エサになることもあるので、事前にチェックしておきたい。
そして、アユのエサ釣りで一番重要なのは「ポイント選び」と「仕掛けの作り方」。
どんなに実績がある河川でも、狙いのポイントがズレているとまったく釣りにならない。
場合によっては、狙う流れの筋が5センチ違うだけで、釣果に天地の差が出てしまうのもこの釣りだ。
さらに、使う仕掛けもできるだけ繊細に作るに限る。
とくに、ウキは感度に優れて、流れに揉まれにくい小型の玉ウキがオススメだ。
そして、エサはできるだけ小さくハリ掛けすることも重要。
ほかにもいろいろなコツがあって、じつは奥が深い釣りだったりするのである。
当日取材に来ていた新聞記者の話を聞くと、地元のベテランが半日で50匹程度だったそうだ。
しかし、こちらは小一時間で80匹ほどの釣果。
今度は、子供たちも連れてこよう。
アユをエサにして、巨大ウナギをゲット!
釣行日 | 6月上旬 |
実釣時間 | 30分 |
場所 | 千葉県 某河川 |
天候 | 晴れ・気温20度・大潮 |
釣果 | ウナギ70cm |
釣り方 | タコ糸+ウナギバリ |
エサ・ルアー | アユ、ドバミミズ |
ウナギ釣りも……、最高に楽しいぞ! 一度でいいから釣ってみたいと思わせる川魚の筆頭は……
「うなぎ」と言う人も少なくないかも知れない。ウチの息子も同様だ(爆)。
「とうちゃん、昨日の夜はスゴイ雨が降ったから、今日はウナギ釣れるんじゃない?」
何となく思っていたことをズバリと言われてしまった!
もう、オヤジの釣り魂を超えているのかも……。で、さっそく実績のある河川に出掛けてみた。
エサは、息子が庭で掘ってきたドバミミズと、さっき釣ってきたばかりのアユだ。
仕掛けや釣り方については、こちらを参照。
で、いきなり70センチ超の本命をゲット!
息子も大喜びだ。
青みがかった黄金の極太ウナギ。
ドバではなく、アユエサのほうに食ってきた。
今季初のウナギ狙いで、超大物をゲット!ウナギの口の端に、エサにしたアユが見えるだろうか?
あまり知られていないことなのだが、
東京湾に注ぐ多摩川や荒川、江戸川などでも、天然ウナギは間違いなく釣れる。
ただし、河川が大きいためにポイントが絞りにくいのが難点だ。そこで、狙い目になってくるのが小河川。
それも、カニやイソメ類などが豊富な河口域が有力なポイントのひとつになってくる。
さらに絶対に知っておきたいウナギ釣りの極意は……、いずれ、「続・川釣りの極意」で紹介しますね。
釣り仲間とのボート例会は、十目釣り達成!
釣行日 | 6月上旬 |
実釣時間 | 8時間 |
場所 | 千葉県 内房某沖 |
天候 | 晴れ・気温23度・中潮 |
釣果 | 釣れたのは、マルイカ、アオリイカ、シロギス、メバル、アジ、カワハギ、ベラ、マゴチ、カサゴ、イワシ多数! |
釣り方 | 適宜 |
エサ・ルアー | ジャリメ、オキアミ |
アオリイカやマルイカは連発! 大型のシロギスやメバルも参上!
久しぶりに、東京湾の沖釣りを楽しむことにした。
某港に係留している我々の船に乗り込んだメンバーは4人。
雨男のシンジさんが欠席したせいか、今日は絶好の釣り日和だ(笑)。
久しぶりのボート釣りは、凪も最高で絶好のコンディション。今日は生け簀の中も賑やかで、大満足の釣りでした……。
最初に向かったのは、港の真沖20mライン。
アジやタイのポイントだが、魚探を見ると海面から海底までびっしり反応がある。
「こりゃ、イワシだなぁ」
サビキを出していたコジマに、鈴なりでシコイワシ(カタクチ)が掛かる。
このイワシの群れには、マルイカの大群が着いているはずなので、
さっそくスッテ仕掛けを下ろすことにした。
仕様は、昨年ブレイクした枝ハリスなしの「直ブラ」だ。
で、水深20mまで仕掛けを下ろすと、いきなり竿先がじわりと締め込まれる。
シロギス竿程度の穂先のライトタックルを使っているので、
こんな微細なアタリも明確に出るのだ。
ゆっくりリールを巻いてくると……
本命のマルイカ。
その後は、一投ごとにアタリがあって、とりあえず10匹ほどオカズをキープ。
コジマもスッテ仕掛けでポツポツ釣り上げている。本気でやれば、束釣り間違いなしだろう。
いつの間にやら、マルイカ狙いの遊漁船もどんどん我々の船に近づいてきた。
ときどき船内マイクで「ダメダメ! そんな誘いじゃダメだお~!」などと罵声が聞こえてくる。
もっと、自由に釣りを楽しませてあげればいいのに……。
と、気がつくと二日酔い状態だったカズちゃんの顔が何と土気色だ。やばい!
いったん帰港してカズちゃんを降ろし、今度はマルイカ船団から離れて、我々の恒例ポイントに向かうことにした。
途中、サバのナブラを発見したのでメタルジグを投げるも、これは不発。
しかし、ポイント到着後、さっそく五目釣り師が投じたエギに、キロアップのアオリがヒット!
さらに、もう一匹アオリイカを追釣した後、
横を見るとカカリ釣りの名手・ワダ氏が尺近いシロギスを連発している。
ここのポイントでシロギスを狙う船は皆無なので、本気でやれば爆釣間違いなしだろう。
さらにコジマは、釣ったイワシを泳がせて、これまた尺近いメバルをゲット!
負けじと、五目釣り師もイワシの泳がせ釣りで、メバルとマゴチを連釣。
ワダ氏は良型のカワハギやアジなども釣り上げている。
それにしても、いったい何本のタックル、いくつの仕掛けを使ったのだろう?
とにかく、各自が好きなタイミングで好きな釣りを楽しむというスタイル。
手前船頭だからできることだが、帰港後、ワダ氏が造ってくれた五目刺身は最高でした。
次回は、ラバージグでマダイだ!
少年たちの川……。アユのエサ釣り再び
釣行日 | 6月上旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 湊川 |
天候 | 晴れ・気温23度 |
釣果 | アユ爆釣! |
釣り方 | 小物竿2.7~3.6m+ミチイト0.5号+アユバリ1号 |
エサ・ルアー | しらす、かにかま |
アユ釣りし、ふるさとの川…… 自分が子供の頃、出掛ければ絶対に釣れるという川が、
小学生の行動範囲(自転車で行けるとこですね)にも、最低3ヶ所はあった。
マブナ、タナゴ、手長エビ、ヤマベ、ウナギ、ヒガイ、ニゴイ、ナマズ……。
自分だけの秘密の川、「カーティスクリーク」である。
しかし、ときは高度成長期。
都市化へと邁進するベッドタウンにおいて、河川は至極便利な排泄溝でしかなかったのだ。
ある日曜日、友達と一緒にいつものポイントに出掛けると、
大小のコイやフナなどが累々とした屍として水面に横たわっていた。
大量の洗剤のアブクが、まるで白い菊のように屍を囲んでいた……。
あの光景は、いまだに脳裏に焼き付いている。
昭和40年代、千葉県手賀沼水系での出来事だ……。
当時は、マスコミにも大きく採り上げられた事件なので、ネットで検索すれば調べられると思う。
で、その後増えてきたのが、「川をきれいにしましょう」の看板だ。
そして、その横には「川で遊ばないようにしましょう」の看板も必ずあった。
この看板を見て育ったのが、私たちの世代だ。
結局、行政をつかさどる現在のオトナたちも、川を知らずに育ってしまったのだろうか?
少なくとも内水面である河川に対する仕打ちは、昭和の頃と全然変わっていないように思う。
さらにその後、人間には2種類いることを発見した。
川にかかる橋を通るとき、
思わず川の流れを見てしまう人間と、そうでない人間だ。
*****
幸いにも、今回、川に連れていった子供たちは、
自分勝手に橋の上から川を観察してアユの着き場を推測し、自分勝手に釣り始めてしまった。
そして……。
「ここの流れの一番強いところが釣れるよ。大きいアユは、流れが石にぶつかっている場所にいるみたいだよ!」
こうした子供たちが、将来のニッポンを担って欲しいと真剣に思う……。
息子の学校帰り、友達のMくんと一緒に湊川へ……。解禁の時よりも魚の活性は断然高く、エサ釣りとしては良型の15センチ級も混じった。
これは、15センチ級。黄色い追い星もクッキリ。
↑↑この本の釣り方を実行すれば、ちゃんとエサでも釣れるのだ!
今回も、ほんの1時間だけの釣りだったが、良型のアユも含めて爆釣だった。大量のアユを初めて持ち帰った友人Mくんのお母さんも、大感激だったとか……。
カカリの名手、アユのエサ釣りに挑戦!
釣行日 | 6月上旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 千葉県 湊川 |
天候 | 晴れ・気温23度 |
釣果 | アユ |
釣り方 | 小物竿+アユバリ |
エサ・ルアー | しらす、かにかま |
アユのエサ釣りは、奥が深い? 昼過ぎ、デスクワークをしているとカカリ釣りの名手であるW氏から電話。
「いま、湊川なんだけど、全然釣れないっすよ~」
「???」
仕事を終わらせて見物に行くと、アユのエサ釣りで苦戦している模様だ。
「友釣り用のオトリを釣ろうと思ったんだけど、全然、ダメっす~」
オトリを入手すべく頑張ったw氏だったが、思わぬ苦戦に苦笑い
しかし、川を見るとアユはたくさん泳いでいるし、
釣り方もエサも問題はなさそうだ。
ただし、仕掛けに立ちウキを使っていたので、小粒の玉ウキを貸してあげると、
ようやくポツポツと釣れ始めた。
「う~ん。この釣り、奥が深いっす!」
で、次の日の夕方、同じポイントに子供たちを連れていったら……、
入れ食い状態だった。
ちょっとした仕掛けの違いやエサを流す筋の違いで、
釣れ方に大きな差がつくのが、この釣りの面白さでもある。
カラ梅雨だけど、なぜか絶好調のウナギ釣り
釣行日 | 6月中旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 千葉県 近所の川 |
天候 | 晴れ・気温23度 |
釣果 | ウナギ |
釣り方 | タコ糸+ウナギバリ |
エサ・ルアー | ドバミミズ |
今年はウナギ釣りのアタリ年? ここのところ、数回試したウナギ釣りでは絶好調が続いている。
先週は3回ほど仕掛けて連戦連勝。
ウワサによると、湾奥の河川でも大型のウナギが爆釣しているそうなので、
今年はアタリ年なのだろう。
今シーズンは連戦連勝のウナギ釣り。息子たちも、完全にウナギ釣りの極意を悟った様子だ……
天然ウナギは、普通に白焼きにするだけでも激おいしい。この夏、ぜひチャレンジしてみては?
↓詳しくはこちらの本を!
東京湾のマルイカ釣りは……、撃沈!
釣行日 | 6月中旬 |
実釣時間 | 4時間 |
場所 | 千葉県 金谷沖 |
天候 | 晴れ・気温28度・中潮 |
釣果 | マルイカ11パイ |
釣り方 | PE0.8号+オモリ20号+直ブラ&直結仕掛け |
エサ・ルアー | スッテ5センチ |
イワシの泳がせ釣りに、超大物がヒット!?
今年の東京湾は、春にアミが大量に湧いたためか、いまではイワシ(カタクチ)の大きな群れが入っている。
そしてこのイワシに付いているのが、イカやサバの大群だ。
とくにマルイカは、好調だった昨年以上にブレイクしている状況。
てなわけで、我々釣り会も金谷沖の大船団に混じってマルイカを狙うことにした。
昨年に引き続き、今年も絶好調の東京湾のマルイカ釣り。先日も、片手間の釣りで入れノリだったので大いに期待したのだが……。
しかし、この日はイカの群れの動きがめちゃ早く、遊漁船たちも右往左往している。
高精度の魚群探知器とハイパワーのエンジンを活かして、
活性の高いイカを拾い釣りしている様子だ。
我々も小さい船の機動力を活かしてマメにランガンしてみたが、
1~2匹釣れるとアッという間に群れが去ってしまう状況に悪戦苦闘。
しかたがないので、イカ釣りはほかのメンバーに任せて、
こちらは無数にいるイワシをサビキ仕掛けで釣り上げ、それをエサに海底で泳がせてみることにした。
すると、ものの10分ほどで猛烈なアタリ!
最初は大型のシーバスかと思ったが、途中まで巻き上げてくると、
さらに強烈なファイトでジギング用のロッドがバットから絞り込まれてしまった。
「???」
しかし、相手がかなりの大物でも、
ハリスは6号を結んでいるので、じっくりと粘れば絶対に取れるはず。
ところが、しばしのやり取りの末、
後舷でのんびり座っていたシンジさんの仕掛けに絡まってしまうという失態。
その瞬間、ラインテンションが一気に軽くなり、ジ・エンド!
相手はマダイだったのかな?
イワシの群れが湾内に入っている間に、絶対にリベンジだ!
久慈川にて、渓流竿でアユの友釣りを満喫
釣行日 | 6月中旬 |
実釣時間 | 2時間 |
場所 | 茨城県 久慈川 |
天候 | 晴れ・気温31度 |
釣果 | アユ11匹 |
釣り方 | 渓流竿7m+水中糸0.2号+3本イカリ6.5号号+オモリ20号+直ブラ&直結仕掛け |
エサ・ルアー | オトリアユ |
激シブの状況のなか、アユの着き場を発見! 梅雨入りしてから全然雨が降らないのが気になったが、
2年ぶりに、久慈川へアユ釣りに出掛けてみた。
しかし、予想以上に状況は芳しくなさそう。
舟生から上小川、袋田とチェックしてみるも、釣り人が全然いないのだ。
例年なら、ズラリと釣り人が並んでいるはずの有名ポイントはガラガラ。オトリ屋の主人も、「ひと雨こないと全然ダメだねえ」
アユは無理かなぁ?
で、何気なく目にした分流がちょっと気になって、散歩がてらにその流れを辿ってみることに。
暑い日が続くと、こんな小さな分流に大量のアユが入っていることがあるのだ。
ところが、その流れに居たのはアユではなく、良型のヤマメたちだった。
人家を縫って流れている里川なので、地元の人にはこの存在は知られているはずだが……。
一瞬、竿を出そうとも思ったが、
地元の少年たちの貴重な遊び場のような気がしたので、やめておいた。
で、再度本流に戻ってオトリ屋へ。
「ここんところ、全然雨が降らないからアユも追いが悪いよねえ」
と、ご主人。
「でも、アユがいなくなったわけじゃないから、着き場を見つけた人は結構釣ってくるよ」
その言葉で、オトリを購入することにした。
狙いは、多少なりともコケが残っていそうな水深のある早瀬。
しかし、車のトランクを開けると……、アユ竿ではなく養老川仕様の渓流竿しかないことに気づく。
まあ、渇水気味だから7m竿でもなんとかなりそうだ。
本来なら、まずは緩流でオトリを一匹キープしたいところだが、
今日は仕掛けにオモリを付けて、いきなりガンガン瀬にオトリを送り込んだ。
するとほどなく、「ガツガツガツ!」
かなり追い気のある野アユがいる様子だ。
オトリを回収してみると、やっぱり逆バリが外れている。
今度はハリスを多少長めにして、同じポイントに送り込んだ。
「ガツ、ガツガツ、ギューン!!」
久しぶりの感覚に気持ちが高ぶる。
とりあえず一匹目なので慎重に寄せてこようと思ったが、
これがなかなか寄ってこない。
10mほど流れを下ってから抜き上げると22センチ級だ。
やり~っ!
その後は、怒濤の10連チャン!
ホントは夕方まで釣りたかったが、
子供たちに激ウマの塩焼きを食べさせるために午後2時に納竿。
下見の時間が長く(いつものことですが)、正味2時間の釣りだったものの、
今回は巡り合わせがラッキーだったこともあっていい釣りを楽しんでしまった。
渓流竿による超簡単な友釣りの方法は、コチラで紹介しています。
サバ釣りの後、ホタル観賞を満喫
釣行日 | 6月下旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 内房 |
天候 | 曇り・気温31度・中潮 |
釣果 | 豆サバ! |
釣り方 | ルアー竿2.7m+PE0.6号 |
エサ・ルアー | メタルジグ10~18g |
たまには、ホタル観賞など…… 夕方、仕事を終えてから海に出てみると、釣り仲間のコジマもやってくる。
ふたりでエギやメタルジグを投げていたら、写真のような小サバたちが無数に群れている様子。
もう少し大きくなって戻ってこいよ……。
船では大型のサバが爆釣しているのだが、岸からだとまだまだの様子だった……
帰宅後、ふたりで縁側でビールを飲んでいると、
釣り会のメンバーたちがツマミ持参で続々とやってきた。
おそるべし嗅覚。
で、あたりも暗くなってきたのでホタルを見に行くことに。
蒸し暑く風のない夜は、ホタル観賞にはベストコンディションなのだ。
息子も「行く~!」ということで、皆、軽トラの荷台に乗り込む。
田舎の私道とはいえ、道交法違反なのでマネしないように(爆)。
この夜のホタルは、オヤジたちの期待通りに乱舞してくれた。
「おお~、いいっすねえ~」「う~ん、風流」。
一説によると、
ホタルの光というのは人間の脳波に癒しの効果をもたらしてくれるという。
たしかに、あの仄かな光には何だか不思議な魅力がある。
日頃の仕事で疲れているオヤジたちには、素敵な夜になった……かな?
房総のウナギ釣りは、絶好釣!
釣行日 | 6月下旬 |
実釣時間 | 1時間 |
場所 | 千葉県 内房の某河川 |
天候 | 雨・気温28度 |
釣果 | ウナギ60cm |
釣り方 | タコ糸+ウナギバリ12号 |
エサ・ルアー | 磯エビ |
ワラシベ長者的ウナギ釣り…… 釣り雑誌の撮影で、息子にモデルをやってもらった。
で、その帰りは例のごとく磯遊び。
オヤジも真っ青の磯遊び名人は、大量の磯エビをゲットしたのだった。
タイドプールで採取したエビが、ウナギ釣りの絶好のエサになる。
くわしいエビの取り方はコチラ!
その夜。
近所の川へウナギバリを仕掛けに行く。
エサは、昼間に息子が捕ったエビ。
夜半から降り始めた大雨の中、再び仕掛けを回収しにいくと……
ガッチリとエビをくわえ込んでいたのだった。