さすらいの五目釣り師が送る千葉内房発・釣りのサイト

房総爆釣日記 2005年上半期の記録

このページの記事は、旧・房総爆釣通信に掲載していた釣行記を、再編集したものです。
釣り場、ショップ、船などデータが古いものもそのまま掲載していることをご了承ください。
最新の釣行記は、ブログ「房総爆釣日記」をご覧ください。

近所の釣り場で小物釣り

釣行日 1月上旬
実釣時間 不定
場所 千葉県 房総・内房の堤防&小磯
天候 晴れ・気温3〜12度
釣果 メバル、ウミタナゴ、ムラソイ、ベラ、ハゼ
釣り方 ノベ竿+ウキ仕掛け、ルアー竿+チョイ投げ仕掛け
エサ・ルアー オキアミ
料理 刺身・煮物

西風が吹き荒れた内房で、小物を探してラン&ガン! みなさん、初釣りにはいってきましたか?(って、もう1月も終わりなんですね)
五目釣り師は年明けからなぜか多忙で、本格的な釣りはほとんどゼロ状態。仕事の合間を縫っては、息子を連れて近所に釣りに出かける程度でした。
それにしても、内房の冬は西風が吹き荒れる日が多くて、のんびり小物釣りって雰囲気じゃないんですよね。結構、シビアな釣りの連続でした。
狙いどころとしては、毎年恒例の寒イシモチが有望だったのですが、保田~岩井海岸をチェックしてみたところ、未だに接岸がありませ~ん。やっぱり、水温が下がり切っていないようです。早く、イシモチの刺身が食べた~い!
イシモチが駄目なら、あと小物といったらノベ竿での海タナゴ&メバルしかないでしょう。
というわけで、金谷、保田、勝山周辺の各港をランガンしてみましたが、反応はいまいち。やっぱり、明るい時間帯のメバルは辛い。
そこで、そろそろ海藻が芽吹き始めている小磯&ゴロタ場を狙ってみたら、これがピンポン!でした。いきなり、息子に良型のメバルがヒットし、その後も巨大海タナゴを交えつつメバルの強烈な引きを楽しめました。
今回の使用タックルは、清流竿4.2m、ミチイト1号、ハリス0.6号(フロロ)、玉ウキといったライトなものを上のイラストのようにセットするだけです。これで、20cmクラスのメバルがヒットすれば、結構、楽しめますよ!
ちなみに、付けエサは大粒のアミエビ。コマセは使わず、足でポイントを探し歩くスタイルが楽しいです。それから、「ノベ竿小物」を満喫するなら、やっぱり、晴天&無風&凪という条件は必須ですね。
釣りメバル
港内には小型のメバルがたくさん見えてましたが、付けエサにはまったく反応なし。やっぱり、海藻まわりに着いたメバルのほうが、活性は高かったです

丹沢湖でワカサギのプチ・リベンジ

釣行日 1月下旬
実釣時間 16〜17時
場所 神奈川県 丹沢湖
天候 晴れ・気温3度
釣果 ワカサギ約0匹
釣り方 ルアー竿1.8m+市販のワカサギ仕掛け+ナス型オモリ3号
エサ・ルアー ベニサシ
料理

仕事帰りに、ワカサギのリベンジ! 昨年暮れ、まさかの撃沈に終わった高滝湖のワカサギ。その後、高滝も復調しているようだが、何せリベンジのための時間がとれない。
で、取材で小田原に行った帰りに、ほんの一時間ほど丹沢湖で竿を出してみることに。ポイントに到着した頃には、すでに陽が山の陰に隠れ、気温も急低下。しかし、帰り支度をはじめていた地元釣り師に話を聞くと、朝からやって150匹とか!
俄然、ヤル気モードになって、さっそく仕掛けを投入するも、全然アタリなし。またしても、撃沈か! そこで、仕掛けにいろいろなアクションを入れてみたところ、ロッドを目一杯高く掲げてからゆっくり落とし込み、オモリが湖底に着いた瞬間にアタリがあることを発見! この微妙なパターンをつかんでから10分ほどは、ほとんど入れ食い状態が続いた。
しかし、すでにあたりは真っ暗。寒風も身に染みる。まあ、プチ・リベンジも果たせたので早く帰ろう!
*丹沢湖のワカサギはそんなにサイズが大きくないので、地元釣り師はエサにアカムシを使ってました。活性の渋いときにもアカムシは有効なようです。「紅雪」でもいけると思いますよ。
丹沢湖ワカサギ釣果
朝から釣っていた地元釣り師は、150匹ほどの釣果とか。型もまあまあサイズ。陸っぱりで、これだけ釣れれば上等でしょう。

2005フィッシングショー、先乗りチェック!

ニッポンの「釣り」の行方はどうなるのか……  今日(1月下旬)は、明日から一般開催される2005フィッシングショーに行ってきました。
とりあえず、お世話になっている方々や出版関係者にあいさつした後、あらためてブースまわりへ。
それにしても、ここ数年、会場の規模はどんどん縮小されている感じです。そして、行く先々で耳にしたのが、先日の小池百合子環境大臣の発言へのリアクション。例の「オオクチバス」発言ですが、釣り業界にとっては相当のダメージに直結するだけに、怒り心頭、憤懣やるかたなし、といった方々も少なからずいました。
ブラックバスは、害魚か否か。そもそも、“害魚”って何だろう。外来魚だから? 在来種を食害するから? 生態系を破壊するから!?
すでに、日本の淡水域にはブラックバス以外にもバラタナゴやニジマス、レンギョといった外来魚がたくさん入っています。その一方で、在来種であるはずのヤマメやアユは、いまや全国的に放流に頼っている漁協がほとんどでしょう。そして、問題になっているのが純血種の交雑やアユの冷水病……。また、たとえば私の地元の房総の河川では、三面コンクリート護岸は当たり前。地元の人でさえも、“川は生活排水の流し場”ぐらいに思ってたりします。実際のところ、在来種だったフナやタナゴなどが、とっくにいなくなっていた川で、唯一、子供たちの釣り遊びの相手になってくれたのが、当時のブラックバスやブルーギルだったんですね。
いったい、どうして日本の川はこんなふうになっちゃったんでしょう。バス問題以前に、やるべきことがあったはずなんじゃないでしょうか? これらについては、改めて触れたいと思います……。
フィッシングショー2005
かつては、不況に強いと言われていた釣り業界ですが、ここ数年は会場の規模もどんどん縮小されています。まあ、一部では元気なブースもありましたが……
今年の目玉は……、特設釣り堀? さて、いろいろと会場をまわってみた結果、例年にはなかったのが“野外特設釣り堀”。
準備中で近寄ることはできませんでしたが、結構、ファミリーで楽しめそうな感じです(でも、混雑するかな?)。
ダイワチタントップ穂先
個人的に気になった、ダイワのロッドの「チタントップ」。去年はイカダ竿だけ採用してましたが、カワハギ竿やキス竿なども登場しているとか。この超感トップは、釣り業界の久しぶりのヒットだと思います。
それから、気になったのが“生分解ライン”。水中で自然に分解するラインのことですが、どこのメーカーに聞いても「研究中」とか。
以前、知り合いの海女さんに「磯で潜ると切れたラインがたくさんあって、危なくてしょうがない」という言葉を聞いて以来、生分解ラインをチェックしていたのですが……。販売中のラインもあるそうですが、実際に売られているのを見たことがないんですよね。
あとは、超小型の“ライフジャケット”とか、“船検不要の船外機付きボート”などが個人的には気になって、ずいぶんメーカーの人と長話ししてしまいました。(ちなみに、会場の中はすごく暑いです)
明日からの一般開催では、各ブースでテスターのトークや実演も見られると思いますので、熱気ムンムンの雰囲気を楽しみたいなら、一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

三島湖でワカサギ釣り大会!

釣行日 2月上旬
実釣時間 10〜14時
場所 千葉県 三島湖
天候 晴れ・気温5〜7度
釣果 ワカサギ5人で約100匹
釣り方 ワカサギ竿1.5m+市販のワカサギ仕掛け+オモリ2号
エサ・ルアー ベニサシ
料理 唐揚げ

海は連日の荒天。こんなときは、淡水の釣りが楽しいのだ! 今年の内房は西風の強い日が多く、海での釣りは辛い状態が続いております……。
で、恒例となった仲間たちとの釣り大会は、風を避けるために今回も内陸の湖で「ワカサギ」を狙うことに。釣り場は三島湖。メンバーは5人。最近の三島湖は、そこそこ釣れているらしいのだが、実際はどうかな?
10時過ぎに湖に到着してみると(重役出勤ですね)、陸っぱりでワカサギ釣りをしている人を発見。しかし、状況を聞いてみると「全~然、ダメ!」。
一同、少々の不安を抱えながらボートに分乗し、店主に教わった「鯨島ロープ」というポイントにボートを係留する。魚探を見ると水深は5m。たしか、店主は水深9~10mといっていたはずだが……。はたして、そのポイントでは全然アタリがない。まさか、高滝に続いて今回も撃沈か!? 急速にビールの消費量が増えるオヤジたち……。
三島湖ワカサギ釣り
房総半島のワカサギ釣りといえば高滝湖が有名だが、ここ数年は三島湖でも釣れている。
三島湖魚探にワカサギの反応
魚探にも、ワカサギの反応がビッシリ!
あまりの釣れなさ加減にしびれを切らし、ロープづたいにゆっくりポイントを移動することに。そして、水深が9mを越えたカケアガリで、ついに、魚探がワカサギの反応を捉えた! しかも、群れが大きい。すると、さっそくS氏が銀ピカのワカサギをゲット! そして、それを皮切りに全員が本命を釣り上げる。うち、3人は生涯初のワカサギである。よかった~。やっぱり、釣りで重要なのは「一に場所」なんですね。あらためて再確認!
三島湖ワカサギ釣果
三島湖ワカサギ釣果
しかし、ワカサギは一匹、二匹の釣りではなく、100匹、200匹の世界が当たり前。確実にいる魚をどうやって数釣りしていくかが、勝負の分かれ目になる。まず、この日は、小刻みな誘いからエサを止める瞬間にアタリが出ることが多かった。大きい群れが通過するときは置き竿でもOKだが、アタリが多いのは絶対的にこのパターンだ。
そして、魚探に反応しない湖底を回遊するワカサギに対しては、誘いを入れたあとにオモリを湖底に着け、ラインをたるませて食わせる方法が有効だった。アタリは非常に小さく、竿先のほんの1~2ミリの動きだけでアワセを入れていく。今日はこれが最強のパターンだったらしく、魚探の反応の有無に関係なく徐々に数が伸びていった。やっぱり、「ワカサギは底を釣れ」が大基本なのである。
結局、船中の釣果はトータルで100匹ほど。爆釣とはいえなかったが、懸念された風も吹かず、心地よい冬の釣りを楽しめた。ちなみに、ボート代は三人乗りで3500円でした。三島湖へは、館山道路・君津ICから清和方面へ向かって30分ほどです。

新ジャンル発見!? 冬の港内で“熱帯魚”を釣る

釣行日 2月下旬
実釣時間 9〜11時
場所 千葉県 内房
天候 晴れ・気温7度・中潮
釣果 オヤビッチャ
釣り方 ノベ竿1.8m+ウキ仕掛け+タナゴバリ(極小)
エサ・ルアー アミエビ
料理 リリース

冬の日だまりでの小物釣りは、ホソのタナゴ釣りにも通じるのだ…… 暦の上では春といえども、さすがの房総半島でも北風は冷たい。今日は息子たちを連れて、房総の釣り場探索。この時期の堤防や磯はメジナ狙いの釣り人が多いが、いずこも釣果はいまいちの様子。息子たちも寒そうにしているので、今日は釣り竿を持たずに各所の漁師町の散策を楽しむことにした。こうしてのんびりと港を歩いたり路地裏を探索してみると、思いもしない発見があるものなのだ。地元の漁師との会話で、最近の海の様子や穴場情報を教えてもらうことも多いし、ワカメの群生地やウニの溜まり場を発見したりもする。
こういうのって、釣りばっかりに夢中になってるとあんまり楽しめないことが多いんだよな……。そんなわけで、今日も意外な発見があった。
ある港の船着き場。息子が何気なく水の中をのぞくと(川の橋を渡るとき、釣り人なら本能的に川の中を見るのと同じだなぁ)、「とうちゃん、なんかいる!」見ると、確かに岸壁のエグレの下から小魚の群れが出入りしている。じっと目を凝らしてみると、どうやら「オヤビッチャ」らしい。
オヤビッチャ海
今年は海水温が高かったせいか、冬の港でも死滅回遊魚を見ることができる。このまま、越冬できるかも知れないなぁ
オヤビッチャというのは、黒潮に乗って南の海から流れてきた熱帯魚の一種。本州の冬の海は低温になって生きていけないため、「死滅回遊魚」とも呼ばれている。そのオヤビッチャが、真冬になってもここで泳いでいるという現実。それも、まとまった群れで……。
本来なら、そのままおとなしく見過ごしてやるべきだったが、ふと、「これは釣れるかも知れない」との思いがよぎる。釣り人の悲しいサガ……。
歩いて車まで引き返し、いつも常備している小物釣りセットを取り出す。
オヤビッチャ仕掛け
竿は、いつもマブナ釣りで使っている一間のノベ竿。ミチイトは、フロロの0.2号。ウキは、超高感度の硬質発砲ウキ。そして、ハリはなぜかケースに入っていた、タナゴばり(海タナゴ用ではなく、淡水のタナゴ釣りに使う世界最小のハリですね)の「極小」。
エサは、念のために持参していた「大粒アミエビ」。仕掛けをセットしてから、アミエビ数匹を海中に投じてみる。しかし、海中に見え隠れしていたはずの魚の反応はない……。
今度は、アミエビ数匹を指ですりつぶしてから投入。エビのすり身が沈下するにしたがって、徐々に拡散していく。
と、岸壁の陰から数匹のオヤビッチャが現れて、一瞬の間の後、すり身を口にした。「とうちゃん、食べてる食べてる!」。そこで、小さなアミエビをさらに5ミリほどにカットしたものをハリがけして投入。ハリス長は50センチの超ロングにしてあるので、ごくゆっくりとエサが沈下していく。
それを発見したオヤビッチャが急接近。しかし、なかなかそれを口にしようとはしない。わずかに誘いを入れると興味を示すが、それでもエサは食わない……。そこで今度は、アミエビをケシ粒ほどの大きさにハリがけする。
もう、完全に淡水のタナゴ釣りと同じ世界だ。
今度はうまくいった。接近してきたオヤビッチャが、迷うことなくエサを吸い込む。同時に、超高感度のウキが沈んだが、ほとんど見釣りのタイミングでアワセを入れる。小気味よい引きを楽しませてくれたのは、7センチほどの成魚(というか、オヤビッチャってどれぐらいの大きさに育つのだろうか?)それにしても、きれいな魚だ。淡水のバラタナゴもきれいだが、やっぱり、こっちのほうが華がある。さすが熱帯の生まれ……。この釣りって難易度はかなり高いけど、タックルも仕掛けも相応に工夫して本気でやれば、相当楽しめそうだ。
息子とともに、この釣りを開拓していくことにしよう。
オヤビッチャ釣果

五目釣り師、奄美大島で五目釣り

釣行日 3月上旬の3日間
実釣時間 6〜18時
場所 鹿児島県 奄美大島
天候 晴れ・気温16〜20度・中潮〜大潮
釣果 アオリイカ、根魚多数
釣り方 ルアー竿1.8m+PE0.6号+リーダー2号(フロロ)
エサ・ルアー ルアー、エギ各種
料理 リリース

南の島では、アオリイカとカンモンハタが爆釣! 今週は雑誌の仕事で、村越正海氏とともに奄美大島へ遠征取材。
房総を早朝出発するときには、車のフロントガラスが霜氷でガチガチ状態だったのに、当地では半袖短パンで大丈夫なほどの暖かさ。日差しも強く、顔と腕は完全に日焼けしてしまった!
奄美大島
奄美大島というと、大物釣りのイメージがあるが、アオリイカや根魚、メッキ、コトヒキなど、五目釣りをガンガン楽しめるパラダイスでもあったのだ!
ちなみに釣果は、アオリイカが約20杯(キロオーバー多数)、ほかに五~六目の魚たちといったところ。くわしくは、『SaltWater』誌にて。
奄美大島のアオリイカ
奄美大島のカンモンハタ
久しぶりの奄美で、今回はちょっと変わった釣りを発見した。本州でも、人気のアオリイカのヤエン釣り。この釣りの発祥地は紀州と聞いていたのだが、奄美では昔から普通に行われていたとか。しかも、その釣り方が変わっている。
本州のヤエン釣りでは、軟らかめの磯竿とリアドラグリールといったタックルを使うのがポピュラーだ。しかし、奄美では、竿を使わない「手釣り」が基本。しかも、ラインは空き缶に巻いておくのが奄美流なのである。
エサは、生きたボラを使用。尾ビレの付け根にラインを巻き止めてからポイントに放り投げ、空き缶を短くカットした鉄管の中にセットして準備完了。アオリがボラに抱きついて引っ張ると、空き缶が鉄管の中でカラカラと音を立てて回転し、それがアタリの合図になるわけだ。う~ん、合理的!
今回は、実際にアオリとやりとりしている場面を見ることはなかったが、この釣りは奄美全島で盛んに行われていた。しかも、本州ではヤエンというとオッサンの釣りのイメージなのだが、当地では、女性ヤエン師も多かった。
爪にマニキュアをした指でボラを大胆につかみ、手作りのヤエンをわざわざ見せにきてくれる姿は、じつに微笑ましかった……。
今度、房総でこの釣りを試してみようかな?
奄美大島のヤエン仕掛け
奄美大島のヤエン釣り
奄美大島のご当地ヤエン仕掛け。

熱帯魚釣り・パート2。ツノダシも現る!?

釣行日 3月上旬
実釣時間 16~17時
場所 千葉県・内房の堤防
天候 晴れ・気温15度・水温16度・大潮
釣果 オヤビッチャ
釣り方 ノベ竿1.8m+ウキ仕掛け+タナゴバリ(極小)
エサ・ルアー オキアミと米糠の練りエサ
料理 リリース

奄美大島で伝授された、オヤビッチャ釣法を実践! 奄美でお世話になった某氏に教わったのが、「オヤビッチャ」の釣り方。詰まるところ、やっぱり前々回の釣行記でも書いたように、ハリとエサの大きさがキモなのだ。要するに、魚の口のサイズに合わせて、できるだけハリを小さくするのがモアベターということ。フライフックでいえば、#20ほどのミッジ級。前回、極小タナゴバリを使ったのは、やっぱりビンゴだったのだ。
というわけで、奄美から帰ってきた翌日、速攻で近所へオヤビッチャ釣り。今回は、オキアミと米ヌカ、そして、ホットケーキミックスの素を適量、すり鉢で混ぜ合わせたエサを作って持参した。淡水のタナゴ釣りでいう「オカユ練り」を海水仕様にしたものだが、かなり、いい匂いがする。これを、少量の海水で溶いてコマセのように撒いて、まずは反応を見る。水温は16度と、やっぱり高めだ。
10分後……。来た! 数匹のオヤビッチャが、コマセの粒子に寄せられて、それをプハプハを吸っている。いい感じ。しかし、直径5ミリ以上の大きめの粒子には相変わらず警戒してしまう。やはり、彼らは極小のプランクトンを食べているんだろうか。
と、そのうちエンゼルフィッシュのような魚形の熱帯魚も寄ってきた。体長は10センチ以上はあるだろうか。あとから図鑑で調べると、どうも「ツノダシ」の一種のようだ。こんなのも、釣れるんかい?
前回同様、エサをケシ粒ほどのサイズに丸めてハリがけ。エサをゆっくり沈めていくと、さっそくオヤビッチャが口先で突っついてくる。エサを吸い込んだタイミングでアワセを入れるが、フッキングする確率は、ほんの一~二割ほど……。これは、淡水のバラタナゴ釣りよりもシビアな釣りだぞ。
しかも、同じポイントにいるツノダシは、エサの手前でストップして絶対にエサを食ってこない。なぜ? エサの練り具合や大きさをいろいろ変えてみたけれど、それでも全然ダメだ。光明が見えてきた熱帯魚釣りも、さらなる膏肓に入ってしまいそうな漁港での釣りだった…
ツノダシ
港内に生えていた海藻まわりでは、オヤビッチャのほかにツノダシも発見! でも、コイツは釣れなかった……。

久しぶりのメバル釣り。クロダイもいよいよ乗っ込み?

釣行日 3月中旬
実釣時間 17〜19時
場所 千葉県 内房の堤防
天候 晴れ・気温6度
釣果 メバル2匹
釣り方 ルアー竿1.8m+ライン1号+ジグヘッド1.5~2g
エサ・ルアー ワーム(2インチ)ホワイト
料理 煮付け

三寒四温の季節に、春告魚を探しに…… 奄美大島から帰ってきてから、ずっと寒い日が続く房総半島。今朝も起きてみたら、あたり一面の銀世界。3月の房総で、こんなに雪が降るのも珍しい。
さっそく、子供たちが雪合戦やら雪だるまづくりに夢中になる。でも、昼になるとあらかたの雪は解け、庭に咲いている菜の花も元気を取り戻した様子。やっぱり、春はそこまできているんだなぁ~。
2005.3雪の日
房総では珍しい大雪に、子供たちは大ハッスル! 今年は、まだまだ冷え込む?
というわけで、今日は仲間4人とともに「春告魚」とも呼ばれるメバル狙いに。
しかし、昼過ぎから吹き始めた北風が、夕方からさらに強くなり、ルアーがまともにキャストできない。アオイソメで頑張っていたエサ組みも、いきなり戦意喪失気味。途中から、さらに仲間が二人参戦したものの、結局、ルアーで粘っていたW氏と五目釣り師が一匹ずつ上げたのみ。
ちなみに、この日の使用ルアーは、2インチのピンテールワーム。メバル用のジグヘッド2g(風のない日なら1g前後を使用)にセットしてキャスト。ルアーの引き方は、スローなタダ巻きが基本。ヘタにアクションを入れると、メバルが警戒してしまうようだ。アワセも基本的に無用。向こう合わせでフッキングするので、本来ならビギナーでも簡単に楽しめる釣りなのだが……。
メバル釣果
メバル狙い
この日は猛烈な北風が吹き荒れ、軽量のルアーでは全然釣りにならず。それでも、W氏とともに良型のメバルを何とかゲット。
でも、思いがけない発見はあった。先着していたエサ釣り氏が、良型のクロダイをキープしていたのだ。腹がパンパンだったので、完全に乗っ込みの先陣だろう。これから、楽しいシーズンになりそうです。
春の乗っ込みクロダイ
同じポイントにいたエサ釣り師には、腹ボテのクロダイがヒット。乗っ込みの季節が、いよいよ到来か!

レンタル漁船のヒラメ釣りで本命ゲット!

釣行日 3月下旬
実釣時間 9〜15時
場所 千葉県 房総・岩井沖
天候 晴れ・気温14度
釣果 ヒラメ・マゴチ・カサゴ
釣り方 ルアー竿1.8m+PE0.6号+ヒラメ仕掛け
エサ・ルアー 活きイワシ
料理 刺身・唐揚げ

手前船頭のお気楽ヒラメフィッシング 房総半島でのヒラメ釣りは、外房方面での釣りが圧倒的に人気だ。しかし、内房にもヒラメはいないことはなく、意外と穴場だったりもする。
そこで今回は、W氏と漁船をチャーターして、内房のヒラメ釣りの可能性を探ってみることにした。
漁船は6人乗りなので、二人で乗るとほとんど大名釣り状態。手前船頭だから、自由気ままに釣りを楽しめるのもうれしい。ちなみに、料金はエサの活きイワシ込みで、今回は1万2000円にまけてくれた。4人で乗れば、手漕ぎボートと値段は変わらない。ボート免許を持っている人なら、利用価値大だろう。
岩井沖ヒラメ釣り
午前中は強烈な北風が吹いたものの、W氏が何とか本命をゲット。五目釣り師はマゴチ一本のみ。でも、アタリは結構あったので、条件さえよければ、いい釣りができるかも? 今度は、釣り会のメンバーも、この釣りに引き込んでやろう
釣り場は、港から10分ほどの岩井沖。しかし、この日は強い北風が吹き、船足もデッドスローでポイントまで20分ほどかかってしまった。到着後、シーアンカーを投入。これによって、流し釣りのスピードを制御するわけだ。
今回使用したタックルは、シーバスのベイジギングで使っているものをそのまま流用。ロッドはスローアクションなので、ヒラメの食い込みにもちゃんと竿先が入っていくだろうとの読みだ。W氏はいつものように、自作のヒラメ竿を使用。オモリは、30~60号を水深によって使い分けた。
最初の流しは水深20m前後。底は砂地だ。すると、のっけからアタリ! しかし、なかなか食い込まない。というか、何かオモリが吸盤に吸い付けられるような感じ。
これはまさか……。仕掛けを回収してみると、イワシの後頭部がかじられている。やっぱり、アオリイカの仕業だ。この後も、同様のアタリが続いたのでエギをシャクろうかと思ったが、今回はじっと我慢してヒラメからのシグナルを待ち続ける。数回目の流しで、ようやく本命らしきアタリ。しかし、いつまでたっても最後の締め込みが来ないので、仕掛けを上げてみるとイワシの頭だけが残っていた……。くやし~!
すると、W氏が「乗りましたよ~ぉ」。見るとロッドが満月状態になっている。うらやまし~!すぐさまタモを探すが、どこにもないではないか! しかたないので、船の隅に置いてあったタライで取り込むことに。やがて見えてきたのは、ナイスサイズのヒラメ。一度は失敗したが、何とかタライ作戦で取り込み成功(二人ともズブ濡れ)。
1キロほどの食い頃サイズでした。
ヒラメ釣果
続いて、五目釣り師のロッドにも確かな手応え。しかしこれは、本命ではなくマゴチ。
マゴチ釣果
その後も、根まわりを流すことで何度かのアタリがあり、内房でのヒラメ釣りの可能性を大いに確認することができた。この釣り、ハマりそうです。

春の小磯で、ギンポとムラソイ、ウミタナゴを釣る

釣行日 4月上旬
実釣時間 13〜14時
場所 千葉県 内房・近所の海
天候 晴れ・気温16度
釣果 ギンポ、ムラソイ、ウミタナゴ
釣り方 ルアー竿1.8m+ナイロン1号+チヌバリ1号+ガン玉3B
エサ・ルアー オキアミ
料理 天ぷら

春の小磯は、チョイ釣りのパラダイスなのだ! ようやく、春本番を迎えた房総半島。
天気もいいし、こんな日はのんびり釣りでもしたいなぁと思いつつ、今日も締め切り間近の原稿書きに追われる……。すると、昨日、巨大マダコを磯でゲットしてきた息子が、「とうちゃん、今日も何か釣れる気がするんだよね~」。こやつの野生のカンは、結構、鋭い。
で、昼飯後の腹ごなしに、一時間ほど近所の小磯に行ってみた。狙いは、ギンポとムラソイ。そういえば、久しくギンポの天ぷらを食べていない。
ミチイトにハリを直結しただけのシンプル仕掛けで、磯に一面に繁茂している海藻の穴を狙う。
マブナの藻穴釣りとまったく同じ感覚だ(そろそろ、マブナも乗っ込みだ!)。
すると、一投目から強烈な引き!
根に潜り込まれないように、多少強引にファイト。穴から出てきたのは、ナイスサイズのムラソイだった。
つぎからは息子たちにバトンタッチすると、もう、一投必中の入れ食い状態。同じ穴から、特大のギンポやムラソイ、海タナゴなどがガンガン釣れる。彼らも、乗っ込みまっさり状態なのだ。
結局、正味30分ほどで、20匹オーバー。小物と海タナゴはすべてリリースして、良型10匹ほどをキープ。
今夜の天ぷらが楽しみだ……。
小磯チョイ釣り
春は、こういった小磯でのチョイ釣りが結構楽しい。釣り方のコツは、海藻の下の暗がりを静かに狙うこと。これさえ守れば、子供でも爆釣間違いなしだ!
ムラソイ釣果
ムラソイ釣果

今期初のカカリ釣りは……、轟沈!

釣行日 4月中旬
実釣時間 6〜15時
場所 千葉県 勝山
天候 晴れ・気温16度
釣果 メジナ、巨ボラ多数
釣り方 かかり竿1.6m+フロロ2号+チヌバリ5号+ガン玉B
エサ・ルアー オキアミ、ボケジャコ
料理 香草炭火焼き

いきなりの良型メジナに、一同、盛り上がったのだが…… 房総のクロダイの乗っ込みは、いよいよ本格化している様相だ。こりゃ、デスクワークばっかりやっていられないぞ!
というわけで、今回は仲間4人で勝山へカカリ釣りに行ってきた。
海況は少々風が吹いており、カカリ釣りには微妙な条件。しかし、今期初のカカリ釣りに、気分は早くもヒートアップ状態だ。
内房勝山カカリ釣り
釣り場に到着後、五目釣り師が周囲の撮影をしていると、いきなりI氏の一投目に何かがヒット!
カカリ初挑戦のI氏が何とか浮上させてきたのは、良型のメジナだった。
メジナヒット
どうやら、魚っ気は結構ありそうだ。さらにヒートアップする一同。しかしその後、その魚っ気の正体が判明。
何度も強烈なヒットがあるものの、それらは全~部、ボラ、ぼら、鯔、BORA!!!果たして、この場所に本命のクロダイはいるのだろうか?
内房勝山カカリ釣り
9時間後、結局本命の型を見れずにヒートダウンしまくった一同が帰港すると、待っていたのは驚愕の情報。
「ほかのポイントでは、クロダイが爆釣だったよ」。やっぱり、釣りは場所なのか!
帰宅後、巨大ボラを炭火焼きにしてヤケ食いする一同であった……(意外とおいしかったです)。次回は絶対にリベンジだ!

春本番の房総で、山菜狩り&ギンポ釣り

釣行日 4月中旬
実釣時間 11〜12時
場所 千葉県 近所の山&堤防
天候 晴れ・気温20度・小潮
釣果 タラの芽、明日葉、ノビル、ギンポ
釣り方 ルアー竿1.8m+ナイロン1号+チヌバリ1号+ガン玉3B
エサ・ルアー ワーム
料理 豪華天ぷら

気温は20度超! Tシャツ姿で山菜狩りへ 本日の房総の気温は、20度超。もう、春というか夏の気配だ。そこで、我が家から見える裏山の山頂に生えているタラの木を双眼鏡でチェックしてみる。
おっ、いい感じに芽を吹いているじゃないか!
というわけで、午前中は恒例の山菜狩りに息子と出かけることにした。裏山の極秘登山ルート(けもの道?)には、タラの木やワラビがたんまりと生えているのだ。
グミの花
山中で発見したグミも、薄黄色の花が満開状態。春だなぁ~
歩いて山中に入ると、そこかしこの木々が芽吹きを迎え、遠くからは沢のせせらぎが聞こえてくる。
「海もいいけど、山もいいですなぁ~」と、クレヨンしんちゃん風の口調で息子。「そうですなぁ~」。
収穫好きの親子は、さっそく、タラの木を群落を見つけ、手頃な大きさの芽を家族で食べられる分だけ摘んでいく。ついでに、かたわらに生えていたノビルと明日葉もゲット。下山中に、息子がワラビの群生を発見したが、少々、伸び過ぎだったのでこれは却下。
天ぷら用山菜
それでも、夕食でテンプラをするには十分な収穫だ。これで、最高の天ダネであるギンポがあればパーフェクトである。
「ちょっと、いってみるか?」「いくいく!」釣りバカ親子たちは、その足で近所の堤防に向かったのだった。この場所でギンポを狙うのは初めてだったが、例のごとく、水深10センチほどのゴロタを攻めてみると、良型のギンポがどんどん湧いてきた。う~ん、手つかずの穴場だ。
ギンポって、引きが強くて美味しい魚なのに、誰も狙って釣らないんだよなぁ……。
ギンポ釣果
結局、ほんの20分ほどで家族分の天ダネをゲット。夕食が楽しみだ……。

房総の陸っぱりアオリイカ、開幕 !!

釣行日 4月中旬
実釣時間 15〜16時
場所 千葉県 岩井周辺の小磯
天候 晴れ・気温20度・小潮
釣果 アオリイカ1パイ
釣り方 ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ2号1m
エサ・ルアー エギ4号(ピンク)
料理 天ぷら?

クロダイ釣り師で、磯は大混雑!! そろそろアオリイカの開幕の時期。昨年も、一昨年も、4月の中旬に第一陣を釣っているので、今日はチャンスかも? で、午前中に引き続いて釣りに出かけることにした……。
しかし、行く場所行く場所すべてが、クロダイ釣り師で満員御礼状態。
そこで、秋に小型アオリを釣ったことのある小磯に行ってみると、だ~れもいない。ラッキー!
さっそく、エギをセットしてフルキャスト。今日は久しぶりに海も無風なので、気持ちよくキャストできる。
すると数投目のフォーリングで、ラインがススッと引き込まれた。ひと呼吸おいてから、小さくシャクリアワセを入れると、久しぶりの「ギュイ~ン!」。乗った! サイズは大きくなかったが、初物はやっぱりウレシイ。
ちなみに、釣り場の状況は水深約2mほどで、海藻が大量に繁茂していた。この海藻がじゃまでエギをシャクリにくいのだが、こうした場所にこそアオリが多いことも事実。「春のアオリは、海藻を釣れ!」なのだ。なお、エギの下側のカンナをプライヤーで内側に曲げておくと、多少、根がかりしにくくなります。
アオリイカ釣果
今期初のアオリはトンカツサイズ。これから、大きいのが釣れ始めるかな?

陸っぱりアオリイカ、好調!!

釣行日 4月中旬
実釣時間 17〜18時
場所 千葉県 岩井周辺の小磯
天候 晴れ・気温18度・長潮
釣果 アオリイカ1パイ
釣り方 ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ2号1m
エサ・ルアー エギ4号(ピンク)
料理 天ぷら?

今日も、アオリに行って来ました! おとといに続いて、今日もアオリイカ狙いに。
しかし、平日だというのに、やっぱりクロダイ師が目白押しだ。
海を見ると、完全無風のベタ凪状態。エギをキャストしてみたところ、まったく潮が止まっている……。今日はダメかな?そこで、エギを着底させたままで軽くシェイクしてみる。これは、活性の低いイカを焦らす作戦。
続いて、タマネギのみじん切りを刻むイメージで(どんなだ?)、竿先を小さく刻みながらエギをしゃくってくる。
内房のイカには、ときとしてこの小さな誘いが効くのである。その結果は3投目に、出た。
先日と同サイズのアオリだが、潮止まりのなかで掛けた嬉しい一匹だ。GW頃には、もっと簡単に釣れるようになる……かな?
アオリイカ釣果
またまた、同サイズ。一ヶ月後には倍のサイズになっていることでしょう。

房総の乗っ込みブナは、最後の最後に巨ベラ激釣 !!

釣行日 4月中旬
実釣時間 15〜18時
場所 千葉県 房総 小糸~戸面原ダム
天候 快晴・気温20度
釣果 ヘラブナ多数
釣り方 竿13~16尺+道糸1号+ハリス0.5号+ヘラバリ6号
エサ・ルアー 両ダンゴ
料理 リリース

乗っ込みブナを求めて、ローラー作戦をしてみたが…… 今日は、朝から素晴らしい快晴。
息子が学校に行く前に掲げた鯉のぼりも、気持ちよさそうに泳いでいる。
こんな日には、やっぱり釣りに行くしかないでしょう!
というわけで、山積みの仕事を傍らに置いて(締め切り間近?)、急遽、釣りの準備を開始する。
今日のターゲットは、久しぶりの「乗っ込みブナ」だ。
例年だと、霞ヶ浦のホソに出かけてマブナを狙うのだが、今年は房総の乗っ込み状況をチェックしてみることにした(これも取材を兼ねているのが辛い……)。最初に行ったのは小糸川。知る人ぞ知る、巨マブナのメッカである。
しかし、ヘラブナを狙っていた釣り人に話しかけると、「小糸も小櫃も亀山も乗っ込みは終わったよ」。いきなり、出鼻をくじかれる……。そこで、小糸川の支流をしらみつぶしにチェックしてみることに。 本流筋でもマブナは釣れるのだが、乗っ込みシーズンはやっぱりホソで釣りたい気分なのだ。
しかし、カーナビに映り出される支流は、行く場所行く場所すべてが三面護岸のドブ川だった。
たまに、いい雰囲気の小川を発見しても、水の中をのぞいてみると自転車や冷蔵庫が捨てられている有り様だ。結局、昼過ぎから2時間ほど探してみたが徒労に終わった……。
しかたなく、今度は湊川へ向かってみる。
駅前の釣具店で状況を聴くと、「いまじゃ、マブナを釣っている人はいないからねぇ。昔はたくさんいたんだけど……」。
一応、ここでも支流をチェックして見たが、やっぱり三面護岸が多く、フナが隠れられそうなポイントはまったく見当たらない。マブナは諦めるしかなさそうだ……。
カラツン地獄からの脱出。そして、激釣! このままで帰るのは悔しいので、湊川上流の戸面原ダムでヘラブナを狙ってみることにした。
湖に到着してみると、ボート屋は休業のようだ。そこで、湖岸から陸釣りができそうなポイントを探してみる。上流筋の流れ込み付近によさそうな場所があったので、とりあえず、そこで今日初めて釣り竿を出すことにした。時間は3時過ぎ。すでに、太陽が山の端に隠れようとしている。
多少、風と流れがあったが、まずはバランスの底釣りを試してみる。竿は13尺。エサは両ダンゴ。しかし、エサの打ち始めから約30分、まったくサワリすらない。
つぎに、竿を16尺にチェンジ。アタリがないのは変わらないが、周囲が暗くなってくるにしたがって水面にもじりが見られ始めた。「魚がうわずっているのか?」
そこで、今度はウキを交換して宙釣りを試してみると、やっとサワリが出始めた。
ウキの回りでは泡づけも始まり、もじりもあちこちで見られるようになって魚の気配は最高潮に達してくる。これぞ、野釣りの醍醐味!
そのまま、一定のリズムでエサを打ち返し、ついに今日初めての明確なアタリ。
戸面原ダム湖
アワセが決まると、一気に竿をのされそうになる。デカイ!
久しぶりのヘラの引きを堪能しつつ、慎重に寄せてくる。タモに収まったのは40センチ級!

戸面原のヘラブナ

腹がパンパンなので、産卵も間近なのだろう。撮影後、静かに水の中に戻してやった……。
それから、同サイズを数枚上げたところで、今度はアタリがあっても乗らない「カラツン」状態に陥る。エサのタッチ、ハリス長、段差、タナなどをいろいろ変えてみたが状況は変わらず。
そこで、竿をふたたび13尺に戻して仕切り直すと、ようやくアタリが落ち着いてきた。それからは、怒濤の巨ベララッシュ!
戸面原のヘラブナ
それにしても、コレぐらいのサイズを掛けると本当にスリリングで楽しい。引きの強さも、メジナの40センチ級に匹敵するほどだ。これを、ムチのように細い竿と0.5号前後の細ハリスで釣るのだから、やっぱり、ヘラ釣りに人気があるのもうなずけるのだ。
結局、十数枚の巨ベラを釣り上げたところで日没。
結果オーライの房総乗っ込みブナ釣行になった(腕は筋肉痛になったが……)。

房総のアオリイカは、中休み?

釣行日 4月下旬
実釣時間 12~13時
場所 千葉県 房総 近所の小磯
天候晴れ・気温16度 晴れ・気温18度・中潮
釣果 アオリイカ1パイ
釣り方 ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
エサ・ルアー エギ4号(ピンク)、2.5号(ピンク)
料理 刺身、天ぷら?

今日も、アオリに行って来ました! 最近、日中は半袖でも暑いぐらいなのに、朝夕は結構冷える日が続いている。
この“寒の戻り”状態は海の中でも起こっていて、先週まで18度だった海水温が、ここ数日は15度まで急降下しているとか。
これは魚たちにとって、常夏のハワイから厳寒のアラスカに行ったのと同じぐらいの激変ぶりかもしれない。
で、今日も昼に30分ほどエギをシャクってきたのだが、アタリはあるもののチップの連続。やはり、アオリの活性が相当降下しているようだ。
しかたなく、最近は全然使っていなかった2.5号の小型エギにチェンジ。タマネギのみじん切りメソッドで、ようやくトンカツサイズを掛けることができた。
このままの水温が続くとGW前半のイカは厳しいかも知れないが、イカそのものは確実にいるので、5月に入って水温が安定してくれば期待は持てそうだ。
アオリイカ釣果
水温が一気に下がって、アオリの活性も激シブに……。GWは、後半に期待か?

GW最後の休みのボート五目は、轟沈!!!

釣行日 5月上旬
実釣時間 6~15時
場所 千葉県 房総・岩井沖
天候 晴れ・気温18度・大潮
釣果 カサゴ、エソ、イワシ
釣り方 ルアーロッド6ft+PE0.6号+フロロ2号1m、など
エサ・ルアー エギ4号、ほか
料理 煮付けなど

五兎を追う者は一兎も得ず…… GW中、房総の道路は大渋滞。自宅から歩いていける釣り場までも、車を使うと30分以上かかる状態だ。
そこで休み中は、鶏小屋を新築したり、近所の子供たちをニジマスの釣り堀に連れていったり、遠来からの客人をもてなしたりと、ほとんど海には出掛けなかった。
(まあ、ほとんどは締め切り間近の原稿書きに追われていたのだが……)
ニジマス釣り堀
鶏小屋作成
そんなわけで、GW最終日に満を持して仲間と一緒に岩井から船を出すことにした。
狙いは、タイ、アオリ、ヒラメ、マゴチ……。とにかく、何でも釣れればOKだ。しかし、こういう何でもありの釣りというのは案外とクセ者で、結局、集中力が散漫になっていい結果を出せないこともある。実際、この日がそうだった。
岩井沖ボート ヒラメ狙い
W氏は、コマセマダイと泳がせヒラメの二刀流で攻める。乗り合い船では、絶対にあり得ない風景
岩井沖ボート アオリ狙い
一応、アオリを狙ってエギもしゃくってみたが、ノーバイト
最初は、五目釣り師とK氏はヒラメの泳がせ、W氏はコマセマダイでスタート。泳がせではアタリは何度もあり、すっぽ抜けも数回。魚がいるのは間違いないが、なぜだか乗らない。そこで、根の上にアンカーリングして釣ることにしたのだが、流し釣りに比べて明らかにアタリの数が少なくなってきた。で、今度はエギを取り出してアオリを狙ってみることに。水深は15mだから、中オモリをつけずにキャスティングで広範囲を探っていく。
すると、置き竿にしていた泳がせのロッドがガクガクと暴れ始め、ついには竿先が水面に絞り込まれた。エギロッドを放り投げて、すぐさま泳がせロッドを引き寄せてファイト開始!のすごい重量感で突っ込まれる。ヒラメだったら2キロオーバー間違いなしだ。
ところが、K氏がタモ網を用意してくれた次の瞬間、無念のスッポ抜け。くやし~!
これで一気にリズムが崩れ、何ヶ所かのポイント移動を繰り返したものの、ついに本命からのアタリを見ることはなかった。
結局、今日の釣果は全員でカサゴ4匹、巨大エソ2匹、イワシ2匹(サビキもやっていたのだ)のみ今回は、五目狙いが裏目に出てしまったが、もちろん、これが成功することもある。
やっぱり、釣りは奥が深いのだ。
岩井沖ボート カサゴ釣果

房総のアオリイカ、開拓ポイントでキロオーバー連発!!

釣行日 5月中旬
実釣時間 18〜19時
場所 房総・新発見の海岸
天候 晴れ・気温18度・中潮
釣果 アオリイカ2ハイ
釣り方 ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
エサ・ルアー エギ4号(ピンク)
料理 寿司

房総のアオリは、シーズン本番到来か? 先日、奄美大島に行ったさいに、砂浜からのアオリイカ狙いが盛んなことに感心した。
しかし、考えてみれば砂浜でも沖に沈み根があればアオリイカは回遊してくるわけで、当然、ここ房総でもその釣りは成立するはずだ。
内房から南房総にかけて、アオリが潜んでいそうな砂浜といえば……。そうだ! 確実そうなポイントが一ヶ所だけ、ある。そこは以前、アイナメを釣ったことのあるドン深の海岸で、メチャクチャに根がかりの多いポイントでもある。逆に考えれば、その根まわりはアオリの回遊ルート、あるいは今の時期の産卵床になっているかも知れない。
というわけで、仕事を終えてからそのポイントに向かってみた。到着は午後6時。空はまだまだ明るく、一時間はたっぷり釣りができそうだ。
しかし、海岸を見ると波打ちぎわには水面まで海藻がビッシリ!デカイのがヒットしたら、取り込みに難儀しそうだな……。
活性の高いアオリは、表層でもヒットしてくるのだ! とりあえず、海岸から張り出していた畳5帖ほどの岩に乗って、4号のエギをフルキャスト。エギの沈下をカウントしていくと、潮に流されつつも約50秒で着底。おそらく、水深は10m近くあるだろう。
最初は、とにかくエギをアオリにアピールさせるために、激しいシャクリを繰り返していく。
風はなく、海も凪。ときおりベイトも跳ねて、すごくいい雰囲気だ……。5~6投目。エギがさらにいい感じの潮に乗って沈下していく。
5秒、
10秒……。
???
突然、ラインが止まった。
半信半疑ながら、強めにアワセを入れてみる。
一瞬、根がかりのような感触から、一気にジェット噴射のファイト。
「ヒット!!」
どうやら、アオリが中層まで浮いてきたようだ。サイズもなかなか。
しかし、問題は手前にある水面まで繁茂している海藻。
そこで、沖でしばらくアオリとファイトしてから、水面に浮上してきたところを海藻の切れ目に誘導してくる。
途中、何度か海藻に引っ掛かったものの、何とか足下まで寄せてきた。
アオリはエギをがっちり抱いていたので、最後はエギをつかんで取り込み成功。
今季初のキロオーバーだ。
アオリイカ釣果
水深10mラインの表層近くでバイトしてきた良型アオリ
新規開拓ポイントで結果を出せたので、これで終了にしようと思ったが、アオリがさらに表層まで上ずっているような気がして、あと1回だけキャストしてみることに。ちょうど、沖めのポイントでイワシの群れもざわついていたのだ。
すると、何とナント、エギの着水後すぐにバイトの気配。今度はラインスラックを取ってから、確信を持ってアワセを入れる。さっきのより少々デカイらしく、結構なファイトを楽しませてくれる。
一度は海藻に絡まれたが、これも何とかかわして無事ランディング。やけに胴の厚いアオリで、重さは1.5キロあった。
わずかの時間で、キロオーバーを2匹。しかも表層で。
春~初夏のアオリはボトム狙いがセオリーだが、イカの活性に合わせて狙うレンジを探ったほうがよさそうだ。房総のアオリも、いよいよ本格シーズン突入の気配です。
アオリイカ釣果
海藻に絡まれながらも、何とかキャッチした1.5キロ級。今の季節のアオリ狙いでは、海藻の繁茂したエリアは外せないのだ

大型アオリイカは、痛恨のラインブレイク!

釣行日 5月下旬
実釣時間 17時~18時
場所 房総・内房の磯
天候 晴れ・気温21度・中潮
釣果 アオリイカ2ヒット、1パイゲット
釣り方 ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
エサ・ルアー エギ4号(ピンク)
料理 丸焼き!

房総のアオリは、シーズン最高潮に突入! ようやく単行本の仕事が終わったものの、定例モノや新雑誌の仕事、そして次の単行本の執筆が待ち受けている。いったい、いつになったらのんびり釣りを楽しめるのだろう……。
というわけで、今回も仕事の合間を縫って、久しぶりのエギングに行ってきた。
早いもので、すでに5月も残りわずか。そろそろ、アオリの活性も最高潮に達しているはずだ。
今回の釣り場は、以前から目を付けていた内房の某所。水深はちょっと浅いが、砂地に岩礁が点在していて、秋には小型のアオリと遊べる場所だ。
ポイントに到着してみると風は無く、海は凪ぎ、潮は澄んでいる。しかも、あっちこっちでイワシらしき小魚が水面でざわついている。はっきり言って、これは最高の条件だ! これで釣れなきゃウソだろう。
一投目から気合いが入る。
見た目よりも潮が効いているせいか、ラインがどんどん出て行く。こんなときは、エギの着底がわかりにくいのだが、だいたいの水深を6~7mと想定して約20秒ほどカウントする。
この時期、海藻の種類によっては2m以上の高さに繁茂しているので、これで、海藻の上面にエギが乗った状態になるのだ。
海藻にエギが引っかからないように、タマネギのみじん切りアクションを細かく入れていく。そして、エギが視界に入ってきた瞬間、PEラインに生体反応が……。
小さく聞き合わせしてみると、間違いなくイカの反応。すかさず、ガッチリとアワセを入れてフッキング!小気味いいジェット噴射を楽しませてくれたのは、1.2キロの本命でした。
アオリイカ釣果
凪ぎ、無風、澄み潮、適度な潮の効きという理想的なコンディションの中、予想通り一投目で良型がヒット。しかし、この後にヒットした大物が、まさかのライン切れとは……。
敗因は、タックルのメンテナンス不足? 今日の条件なら連発もありそうだったので、そのままさらにキャストを繰り返していくと20分後に、今度は海底近くで再びイカの反応。
即座にアワセをくれてやると、今度はガッチリと根がかりのように動かない。
こんなときは、無理してロッドをあおらずに、そのままロッドを立てた状態をキープして相手が動き出すのを待つのがセオリーだ。数秒後、動き出した相手はかなりの大物。ひょっとして潜水艦か?ジリジリとラインが引き出されていく。
これで海藻に巻かれる失敗が多いので、リールのドラグを強めに締め直す。そして、さらに足場を移動して安定した場所に陣取る。
その間も「ズンズンズン」と重いジェット噴射が続き、さらにドラグを1クリック締めた瞬間、フッとラインテンションが消し去ってしまった。
「???」
フックアウトか? カンナが伸びたのか? いや、イカはもちろん、エギもラインに付いていないようだ。
痛恨の高切れ!!
回収したラインの先端は、なぜか、ナイフでスパッと切ったようになっていた。
ラインブレイクの原因は不明だが、そういえば、最近、ラインの手入れをしていなかったことを思い出す。0.8号以下のPEラインでは、マメなチェックが不可欠だというのに!!
いや~、デカかった~!
でも、房総のアオリイカは、いよいよ最高潮に突入したようだ。
アオリイカの丸焼き
炭でこんがりと焼き上げた、アオリイカの丸焼き。甘くジューシーな身が絶品でした!

房総のアオリ続報、そして、130キロの超弩級巨魚!

釣行日 5月下旬
実釣時間 17〜18時
場所 房総・館山〜
天候 晴れ・気温21度・中潮
釣果 アオリイカ
釣り方 ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
エサ・ルアー エギ4号(ピンク)
料理 唐揚げ

アオリイカは絶好調! 千葉から友人のM、群馬からSさんが遊びにきた。さっそく、Sさんが持参してきた梅炭(自分の炭窯で焼いたとか!)で火を起こし、冷蔵庫で眠っていたアオリイカを焼いて、ビールで再会の乾杯。
そのまま、夜更けまで久しぶりに楽しく語り合ってしまった……。
あくる日の午前中は、これまた久しぶりにのんびり南房総までドライブ。道中のポイントでMがエギをしゃくってみたら、ものの数分で本命をキャッチ。今期の好調さを裏付けてくれた。
巨大魚の正体は「イシナギ」! 天気も良かったので、市場でアジとマンボウ(房州名物なのだ)の刺身を注文して、隣接の青空食堂で再びビール。
船形の食堂
いや~、こんなにのんびりするのは、超久しぶり!
3人とも、まったり気分でいると、市場のおじさんが手招きする。
ヒマな3人が興味津々で近づいていくと、大きな水槽から取り出したのは何とコイツ!
イシナギの頭
重さ130キロのイシナギの頭だという。
高橋治の名小説「秘伝」にも登場する幻の巨魚だ。今朝、一本釣り漁師が上げたもので、最後はウインチを使ったとか。
こんなヤツが、房総の海にも泳いでいるんだなぁ……。
内蔵は食べ過ぎると当たることもあるそうだが、身のほうは絶品で高値取引されているそうだ。さすが、モロコの親戚だけはある。みんなが感心していると、ナ、ナント、Sさんがコイツを持って帰りたいという。
すると即座に市場の人が反応して「これをさばくのは、素人さんじゃ無理でしょ!」。しかし、SさんとMはイノシシやシカの解体も得意としている猟師でもある。まあ何とかなるでしょ、という軽いノリで我が家まで持ち帰ってきたのである。
Sさんがさっそく取り出したのは、愛用のナイフ。
ナイフ
こんなのを普段から持ち歩いている人は、そうはいないだろう。
さっそく、巨大頭をさばきにかかる。
イシナギ解体
助手のMも手慣れたもので、カマ肉や頬肉などがつぎつぎと切り取られていく。ときおり金ノコギリで軟骨を断ちながら、格闘すること20分ほどで作業完了。大ナベに山盛り2杯ほどの魚肉ゲットに成功した。
さっそく、炭火で巨大な頬肉を焼きにかかる。
あたりに漂う、何ともいえないウマそうな香り。いつの間にやら息子たちもやってきて、盛大なイシナギパーティとなったのである。ちなみに頬肉は脂がタップリ乗っていて、味も絶品でした!
イシナギの炭火焼き

近所の磯で、高級根魚のチョイ釣り

釣行日 5月下旬
実釣時間 13〜15時
場所 房総・近所の磯
天候 晴れ・気温24度・中潮
釣果 ムラソイ、ギンポ
釣り方 拾った竹の棒1.2m+フロロ1.75号1m+チヌバリ1号
エサ・ルアー 海岸で採取した貝のムキ身
料理 唐揚げ

竿とエサは現地調達なのだ 以前、息子たちがムラソイとギンポを爆釣した磯場に、再び行ってみた。
当日は中潮で、干潮時には大きく潮が引く。磯場に到着してみると、普段は乗れないような岩まで完全に露出している。
通常、こんな状態では全然釣りにならないのだが、じつはこれが盲点で、ほんの水深10センチほどのスポットでもちゃんと魚は潜んでいるのだ。息子が拾った竹の棒にラインとハリを結んで仕掛けをセット。
一見、粗末な道具に見えるが、こうした小場所を狙うには理想的なタックルだったりする。
エサも拾った貝を石で叩きつぶして使う。
さっそく、藻の切れ目に仕掛けを投入。この釣り方は息子もすでに何度かやっているので、結構、ポイントの狙い方も的確だ。
するとさっそくアタリがあって、いきなり根に潜られてしまう。
こんなときは、無理して竿を立てずに、適度にラインを引っ張ったままにしておくのが正解。3~5分ほど待っていると、根負けした魚が根から飛び出してくる。無事にゲットしたのは良型のムラソイ。
引き続いて、ギンポ、ムラソイ、ギンポと連発。
ひとしきり釣ったあとは、お約束の磯遊び。
息子たちは全身ずぶ濡れになって、磯じゅうをはしゃぎ回ったのだった……。
ちなみに、こうしたチョイ釣りでも、確実に釣るためにはいくつかのツボがあるので、次回に出版する本で紹介する予定です。
ゴロタ場でムラソイ釣り
水深10センチほどのこんな磯場でも、高級根魚がバンバン釣れるのだ。息子たちにとって、ここは秘密のポイントとか……。
そういえば、私も子供の頃は、自分だけの秘密のポイントをいくつか持っていたなぁ。

最新の釣果は、ブログ「房総爆釣日記」をご覧ください。

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プロフィール

生まれ故郷近くを流れる利根川・手賀沼にはじまり、国内外の海・川・湖・沼・池・・・と、ホソのマブナから南海のジャイアント・トレバリーまでを釣り歩く「さすらいの五目釣り師」。また、生来の手作り好きが高じて、20代はログビルダー、塩作りなどの職も経験。
出版社で雑誌編集に携わった後、独立。それを機に家族とともに房総の漁師町へ移住する。釣りの楽しさ、DIY・田舎暮らし&自給自足、アウトドア、料理、保存食などの世界を紹介するライターおよび編集者。詳しくはこちらへ。

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